淡く、甘く雪解けて。【吹雪士郎】 (ページ4)

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第2話:新たな土地ページ4

雪菜｢う……もう着くのか…。｣

着陸のアナウンスで、目を覚ます。

アイマスクを外し、窓の外を見ると、すぐ近くに地面があった。

もう着陸だ。

それから少しして、着陸と同時に周りの人達が席を立つ。

私も荷物を持ち、席を立った。

飛行機を降り、ゲートを通って空港を出る。

雪菜｢わぁ…此処が東京…！｣

生まれも育ちも北海道の私は、今まで北海道を出た事がなかった。

だから、初めての東京に少しテンションが上がる。

雪菜｢あ、まず、アパートの方に行かないと…｣

こっちにいる間は、古いアパートを借りる事にした。

…お金がなかったから、マンションを借りれなかったからだ。

別に一人暮らしだし、アパートで十分だけど。

それじゃ移動ε=ε=ヾ(,,・ω・)ゞ☆

inアパートの部屋

雪菜｢此処か…｣

結構なボロさだ。

…あの家賃の理由が分かるわ。←

でも、広さは十分かな…？

扉を閉めて鍵をかけ、中に入る。

うん。広さは問題ないかな。

えっと、確か学校は明日からでいいって言われてるから…

よし、とりあえず荷物を軽く片付けて、探索でもしよっかな。

ここの事何も知らないし。

私は早速設備の確認をして荷物を片付け、携帯、財布等を入れた鞄を持って部屋を出た。