ワルよのう ページ41
部活中のテニス部
「皆きいて！」
幸村がレギュラーメンバーに声をかけた。
メンバーは幸村の言葉にとても敏感なのですぐさま振り返って話を聞いた。
「今日ね！あの佐藤さんがね〜」
幸村がニコニコしながら言っていたら真田が幸村の後ろをとって首を軽く締めた。
「黙らんか幸村っ！」
真田は少し顔を赤くしながら幸村に言った。
「え！なんスかなんスか！」
「佐藤さんがどうしたのですか？」
メンバーは興味津々である。
もちろん丸井だって例外ではない。
清々しい顔で自分の首を締めていた真田の腕を振り払い話を続けた。
「真田の股を蹴ったんだって〜」
「「ん？」」
「幸村〜っ！」
「なんで俺なのー？俺は蓮二から聞いただけなのに〜」
幸村と真田、柳以外は頭がポカンとしていた。
幸村は真田から鉄拳制裁をくらいそうだったので走って逃げて行った。
もちろん真田は幸村を追いかけている。
「どういうことっスか！柳先輩っ！佐藤先輩はそんなことしないっスよね！？」
「ふふっ」
柳は赤也の質問には答えずただ微笑むだけだった。
「先輩〜っ！」
赤也がねだって聞いてくるので仕方なく柳は答えた。
「なるほど。自己防衛の仕方を学んでいたのですね！」
柳生は納得していたが、赤也は「真田副部長…お疲れ様っス。」
と憐れみながら言っていた。
「柳も悪い奴やの〜」
仁王は半分笑っていたが自分が食らっていたらと思うと背筋が凍るの……と、身震いをしていた。
男にとってはやはり急所らしい。
「なかなかの上手さだったぞ。」
「関心してるところそこかよ……」
ジャッカルに軽くツッコまれる柳。
「でもさ、もしもって言ったってそんな事なかなか聞かないっすよね〜。しかも柳先輩にさー」
ラケットを回しながら赤也は聞いた。
「そうか？では、そんな事が聞ける仲とだけ言っておこう。」
「えーー、意味深〜」
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メッツ(プロフ) - ミリイ(灰崎信者)さん» ハラテツっすか。２月以降にでしたらかけるかもしれません。四天宝寺関連を考えてたのでいい案をありがとうございます！ (2018年1月9日 23時) (
レス) id: c9e41587fa (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 原哲也(ハラテツ)の小説も書いて欲しいです (2018年1月9日 22時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：メッツ | 作成日時：2018年1月8日 0時
