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そう考えた日の5日後、クリスマスイベントでホテル全体が過去最強に忙しかった。
勿論、レストランも忙しく繁盛していた。
終わった後、ホテルのスタッフ等全員を呼び、忘年会が行われた。
僕はたくさんの人と喋って、質問責めにされてた。
ようやく、一人になれて空いている席に座った。
隣を見ると、女の人だった。
静かに烏龍茶を飲んでいた。
それを見て何故か、気になってしまった。
僕が知らない間に直視し過ぎていたのか、分からないけど隣の人が、
?「あのぉ、さっきからなんですぅ？」
小松「あっ、すみません。」
と言い終わった時に、失礼ながら"もしかして、ぶりっ子かな"と思ってしまった。そう考えているうちに、
オーナー「小松くん、こっちに来なさい。」
急に立ち上がらせ、隣に連れて来られた後、
同業者1「大丈夫でしたか？」
小松「うん？何が？」
オーナー「さっきの隣の人に、何か言われてないかっと言う事。」
小松「いいえ、何もありませんよ。どうかしたんですか？」
同業者1「えっ、知らないの？結構有名だよ。」
小松「そうなんですか？」
オーナー「うーん、なんかね。ある意味だよ。」
話を聞くと、彼女の名前はA。仕事はちゃんとしているのだが、結構周りが距離を置きたくなるほど、ぶりっ子らしく彼女自身が宣言しているらしい。絡まれると何が起こるのか、分からないから嫌なんだと。
同業者1「だから、絶対関わらない方がいいですよ。」
オーナー「そうそう、やめた方がいい。」
？2「それは、彼女に対するパワハラですか？」
急に、別の方から移動してきた人がそう言い出した。
同業者1「そんな訳ないよ。ただ、、」
？2「"ただ"って何ですか？彼女が全て悪いんですか？そもそも、この場で言わなくてもいいですよね。それに聞こえていると思いますよ。あの子は地獄耳ですから。」
いきなり凄いなぁと思っていたら、
オーナー「悪かった、寛奈さん。今後はこう言う話はしないから、もう怒んないで。」
寛奈「お願いしますよ。」
どうやら、Aさんの友達らしい。
そそくさと、Aさんの隣に戻り、飲み直していた。
同業者1「本当に、怖かった。あんな言い方なくね。」
オーナー「あの二人は一緒の管轄だからね。ここに就職した時期も被っているからね。」
同業者1「それに比べて、やっぱりみやびさんは可愛いし、優しいね。」
みやびさんはさすがに人気者だから、知っていた。
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作者名：エメラルドグリーン | 作成日時：2018年10月8日 14時
