第十二話「ＵＳＪ」 ページ13
訓練場はＵＳＪだった。いや、正しくは
１３号先生という先生が設計したらしい。すげぇ
そう言えば今日の朝、賢王と
とりあえず今日の人選はカルナ、ヘシアン・ロボ、酒呑、頼光だ。女子率が高いのは仕方ないんだ。だって強いんだもん
「えー、始める前にお小言を一つ二つ……三つ四つ……
皆さんご存知だとは思いますが、僕の個性はブラックホール。どんなものでも吸い込んで塵にします」
「その個性でどんな災害からも人を救い上げるんですよね」
「ええ……しかし簡単に人を殺せる個性です。皆の中にもそういう個性がいるでしょう。超人社会は個性の使用を資格制にし、一見成り立っているように見えます。しかし一歩間違えれば容易に人を殺せるいきすぎた個性を個々が持っていることを忘れないで下さい」
確かに俺の個性は国から特一級個性としてリストに載っている。俺が本気でやろうとすれば、ティアマトを召喚し、地球を創り変えることさえできるだろう
現に、初めて召喚したヘシアン・ロボは俺を施設に入れようと画策した奴等を喰らい殺そうとした。たくさんの人が傷ついた
両親は何も言わない。それどころか俺を守ろうとさえした。愛してくれた。ならば俺はそれに応えたい
１３号先生の話が終わると、生徒達からどっと拍手と歓声が上がった
「よし、そんじゃまずは……。」
と、相澤が授業について話そうとした、その時であった
突然照明が消えて少し暗くなり、噴水の前に黒いモヤの様なものが出現した
それがまるで壁の様に一気に広がった
あれは、職員室で見た靄と同一のものだ
「「「！？」」」
「一塊になって動くな！！」
「え？」
「１３号！！生徒を守れ！」
相澤先生が叫ぶ。嫌な感じが全身に鳥肌を立たせた。キャメロットの聖伐の儀のような、ウルクのゴルゴーンの鮮血神殿のようなおぞましさ。背筋に冷や汗が伝う
２人が言っていた忠告、確かにこれはまずい
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饅頭 - もう更新しないのですか？ (2020年12月14日 21時) (
レス) id: d3fe79fcb9 (このIDを非表示/違反報告)
遥 - 続きがとても気になります！面白かったです！！ (2019年8月9日 0時) (レス) id: 54047cc432 (このIDを非表示/違反報告)
小豆丸(プロフ) - 月兎さん» ありがとうございます^ ^ちょっと執筆が滞り気味ですが、頑張ります！！ (2018年7月17日 18時) (レス) id: c509ccdcf0 (このIDを非表示/違反報告)
月兎 - とっても面白かったです！頑張ってください！(ロマニさんがどうなっているのかめっちゃ気になる。) (2018年7月17日 18時) (レス) id: 20543c8800 (このIDを非表示/違反報告)
小豆丸(プロフ) - 奏さん» 応援ありがとうございます！ロマニはそのうちまた出てくるのでお楽しみに〜 (2018年7月11日 15時) (レス) id: e73c005897 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：小豆丸 | 作成日時：2018年5月3日 17時
