# 6 ページ29
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好き、とハッキリ自覚してからは
自分の行動を少しずつ改めていった。
いつものようにイジるも、
前みたいにトゲのあるような言い方は控えた。
河 『ミヤ！』
星 『ん？』
河 『…話あんねんけど、』
星 『え、なに？』
Aのこと知ろう思って、
ミヤにいろいろ聞いたり、
相談したりするようになった。
星 『ゆず兄って私より年上やんね？』
河 『そうやけど？』
星 『…なんかガキやな(笑)』
ハハッと笑うミヤに少し腹立つ。
…そない笑わんでもええやんか。
星 『じゃあ、うちにも教えて？』
河 『…は？』
星 『山名くんのこと。』
…ミヤが山名のこと好き、
なんて知らんかった。
けど、
交換条件のもと、
俺はAのことを少しずつ知るようになった。
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“賢ちゃんのこと好きちゃうと思うで。”
“お兄ちゃん的存在言うてたから”
ミヤに何回もそう言われたけど…
全くもって信じられへん。
いや、あの距離感はおかしいやんか。
河 『なぁ、A、』
『……なに？』
河 『今日何ステあるん？』
『別に何ステでもええやろ。』
相変わらず俺には冷たい対応やし。
嫉妬、怒り、苛立ち…
上手くしたいのにできない感じ…
それが俺の中で耐えられんかった。
そして俺は、…最低な行動に出た。
俺に言い寄ってくる女に手を出してった。
Aへの寂しさを埋めるためだった。
もしかすると、
このままAへの気持ちを忘れることもできるんやないか、とも思った。
だけど、どの女を相手にしても、
頭の中に出てくるのはA。
俺が欲しいのはA。
…寂しさはどんどん大きくなるばかりやった。
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星 『あんた、いい加減にしぃや。』
そしてついに、
ミヤの大雷が落ちた。
…やっと俺も目が覚めた。
こんなんじゃアカン。
俺はAやないとアカンねん。
河 『もう会われへん、』
「えっ、なんでよぉ！」
河 『…ほんまに、ごめん。』
変わらな、アカンねん。
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pani(プロフ) - だいすきでした。楽しみで楽しみでしかたありませんでした。またぜひ、番外編よろしくお願いします(;_;)楽しみにしています。ありがとうございました (2019年11月1日 6時) (
レス) id: 7c65bf10cc (このIDを非表示/違反報告)
雅(プロフ) - 完結おめでとうございます！お疲れ様でした！とっても、素敵なお話で毎回楽しみに読ませていただきました！番外編待ってます！(笑)これからも、応援しています。 (2019年8月30日 23時) (レス) id: ff8c7fad23 (このIDを非表示/違反報告)
なぁ(プロフ) - 素敵なお話をありがとうございました(*^^*)密かに読ませて頂いてて、タイトルとお話の最後が繋がった時、すごい！！と思いました！また素敵なお話を載せていただけるのを待ってます！！ (2019年8月30日 23時) (レス) id: 1ec1629273 (このIDを非表示/違反報告)
あやたか - 完結おめでとうございます！！一番最初から、ずっと見てました！嘘まみれの僕らの方、番外編も楽しみです！番外編は夢主ちゃんの相方さんと山名くんの話も見てみたいです！！ (2019年8月30日 11時) (レス) id: b41f399045 (このIDを非表示/違反報告)
幸 - 完結お疲れ様でした(^^)本当に大好きなお話です！素敵な小説をありがとうございました！嘘まみれの僕らの方も、番外編も楽しみにしてます☆ (2019年8月29日 22時) (レス) id: 4fbe5cf313 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あ み こ | 作成日時：2019年5月14日 18時
