＊＊２２ ページ23
深澤side
)prrr.prrr
深澤「、、、んぇ？」
耳元に置いていたスマホが騒がしくなって目が覚めた
深澤「でんわぁ？」
俺、寝過ごしたかな？
いや、今日休みじゃなかったっけ？
寝起きでまだぼーっとしてる頭を動かそうとしても何にも考えられず、電話に出る直前に時計を確認してみれば午前4時
…は、四時？
人が電話をかけてくるとは到底思えない時間にちょっとだけ目が覚める
深澤「もしもし？」
『っ、深澤さん…』
深澤「あみちゃん！？どーしたの？」
スマホから聞こえてきたのはあみちゃんの声
それも、今にもいなくなってしまいそうなぐらい弱々しい
『こんな時間に迷惑でしたよね、すみません』
深澤「迷惑とかそんな問題じゃないから、何があった？」
普段の生意気でおませさんな雰囲気なんて微塵もなくて、耳をすまさないと聞こえないような声量
『なんにもないです、ただ深澤さんの声が聞きたくなっただけで…)泣』
深澤「ちょっ、泣いてる！？」
俺泣かせた？え、違うよね
さっきまでの眠気なんかが嘘のように吹っ飛んだ
『本当にごめんなさい、それじゃ』
深澤「いや、待って！！！今からそっち行くから。」
本当に電話を切ろうとしたあみちゃんを慌てて引き止めて、俺からは電話を繋いだまま家を飛び出した
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 734人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
麻有(プロフ) - あすみさん» 楽しみにしています！ (2021年5月30日 23時) (
レス) id: 0efab2800c (このIDを非表示/違反報告)
あすみ(プロフ) - 麻有さん» 麻有さん、ありがとうございます！Twitterの方でも色々ご意見頂いていてどちらになるかはわかりませんが楽しみにしてていただけると嬉しいです！ (2021年5月30日 17時) (レス) id: bb6eada096 (このIDを非表示/違反報告)
麻有(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！^^ 次回作ですが佐久間くんで読んでみたいです！これからも楽しみにしてます^^ (2021年5月30日 10時) (レス) id: 0efab2800c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あすみ
| 作成日時：2021年4月22日 22時
