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あみside
深澤「あみちゃんは今から"深澤あみ"だからね？」
『うん』
深澤「で、外にいる時は俺の姪って設定守って、お願い」
『深澤さんの姪？』
深澤「不動産屋で家を借りる時以外も守って。特に、人に声をかけられた時」
『え、わかったけど』
なんで街中で声をかけられるんだ？
深澤「じゃ、行こっか。もうタクシーきてるから」
『車じゃないんだ』
深澤「おれ、車の免許持ってないんだよね」
『困らないの？』
深澤「普段は困らないね。1人でどっか行きたいとかちょっと不便だけど」
『そっか』
深澤さんと話してると、何者なのかわかんなくなる
今だって、日が照ってるわけでもないのに帽子を目深に被ってるし
マンションの下に降りてタクシーに乗ってしまえばすぐに目的地についた
店員「いらっしゃいませ」
不動産屋に入ってカウンターに着くと
深澤「この住所に近いところで女の子1人で住んでも大丈夫な家ってありますか？」
事前に準備してたのか、自分の家の位置がおおまかに書かれた紙を見せている
用意周到すぎるでしょ
店員「この近くで、女性1人となるとセキュリティーがしっかりしてる方が安心だと思いますので、、、こちらがおすすめです」
パソコンを操作して店員さんが見せてくれたのは
『一緒じゃん』
深澤さんが住んでるのと一緒のマンション
店員「この住所の近くでセキュリティがしっかりしてる所ですと、ここしか空きがなくてですね」
深澤「えっと、ちなみに空いてる部屋ってどこですか？」
店員「９０６号室になります」
『隣じゃん』
確か深澤さんの部屋は９０５号室。
深澤「あー、言われてみれば隣に人いねーわ」
ポリポリと頭を掻きながらこっちを見た
深澤「どーする？隣でもいい？」
『え、、、』
急に投げやりじゃん。
『深澤さんがいいなら私は構わないです』
住むところがあれば大丈夫だし
深澤さんのマンション、綺麗だし
深澤「俺は全然いいよ。じゃあここで、お願いします」
店員「かしこまりました。ありがとうございます」
思ったよりもサラッと決まった私の家
ただただ巻き込んでしまっただけなのに、こんなことになるなんて思わなかったな
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麻有(プロフ) - あすみさん» 楽しみにしています！ (2021年5月30日 23時) (
レス) id: 0efab2800c (このIDを非表示/違反報告)
あすみ(プロフ) - 麻有さん» 麻有さん、ありがとうございます！Twitterの方でも色々ご意見頂いていてどちらになるかはわかりませんが楽しみにしてていただけると嬉しいです！ (2021年5月30日 17時) (レス) id: bb6eada096 (このIDを非表示/違反報告)
麻有(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます！^^ 次回作ですが佐久間くんで読んでみたいです！これからも楽しみにしてます^^ (2021年5月30日 10時) (レス) id: 0efab2800c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あすみ
| 作成日時：2021年4月22日 22時
