天使が重すぎる 2

EP.50 ページ1

あみside




ラウ「あれ、あみちゃん！らいむちゃんは？」




『めめと良い感じだから置いてきた』




ラウ「ふーん、やっとかぁ」




『やっと？笑』




ラウ「だってめめずっとらいむちゃんのこと好きじゃん！全然相談してくれないけどバレバレだよ」




『同じ笑 らいむはこの間まで自分の気持ちにも気付いてなかったんだよ。』




ラウ「えぇ！？」




『びっくりだよね』




ラウ「とにかく、すっごい長かったなぁ」




『嬉しそうだね？』




ラウ「めめには幸せになってほしいじゃん」




『大好きだもんね笑』




ラウ「うん！あみちゃんのことも大好きだよ！」




『/// やめなさい』




ラウ「えへへっ」





よく考えたら、夏祭りの時もそうだけどめめとらいむを2人にして私が1人になった時って絶対ラウールくんが隣に来てくれるんだよね。




タイミングすごすぎない？






ラウ「あみちゃんさ、ハチマキのジンクスって知ってる？」




『知ってるよ』





私にとってめっちゃタイムリーだし





ラウ「俺もさっき知ったんだけどさ、あみちゃんと交換したいなって…」




『うん、』




ラウ「でもやっぱりやめた！」




『、、、ん？』




ラウ「ジンクスってすごい素敵なものだと思うけど、俺は頼らないことにする！」




『えっと、私はそれになんて反応したらいいの？』







この子、言ってることが大概告白まがいなんですけど






ラウ「何にも言わないでいいよ。ただ、そうなんだって頷いてくれればそれでいい」



『そう、なんだ？』





今はそれだけで十分、って言ってるけど “今は“ の強調がすごいことには目を瞑っておこう

EP.51→

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す