EP.59 ページ11
あみside
『そういえば、合格したら将来の夢話すって言ったんだっけ?』
ラウ「うん!結構気になってたんだよ?」
『ごめんね笑』
目黒「てか、ラウに言ってなかったんだ」
『うん。別にいう機会もなかったし』
らいむ「絶対すごい気になってるから教えてあげな笑」
向かい側でまっすぐな視線で見つめてくるラウールくん
今言うからちょっと待って
『私、昔から美容師になりたいから春から美容学生になります!はい!』
改めて自分の夢についてこうやって宣言することなんてないからなんとなく気恥ずかしい
ラウ「美容師か!!!めっちゃいい!!!」
『ありがとう笑』
ラウ「あみちゃん、夏祭りの時のめっちゃ可愛くヘアアレンジしてたし、らいむちゃんにも可愛くしてあげてるもんね!」
らいむ「そうだよ!あみはいっつも私好みの最高の髪型にしてくれてるんだから」
『やめてよ恥ずかしい』
向井「俺らは将来、あみの美容院に行くって決めてるんやもんな?」
目黒「そう、あみならちゃんと希望通りの髪型にしてくれそうだし」
『それ絶対オーダーしやすいだけだし』
向井「楽しみやわぁ」
『康二は注文が多そう』
向井「なんやそれ笑笑」
ラウ「じゃあ僕もあみちゃんのところ行く!!!」
『待ってます笑』
将来美容師になれたら、すでに五人のお客さんを手に入れたようです笑
ラウ「夏祭りの時の毛先のホワイト、好きだったなぁ」
向井「ラウ、白好きやもんな」
ラウ「そうなの!だからすごい嬉しかった!」
『嬉しかったって何笑 個人の私情ダダ漏れ笑』
目黒「待って待って、毛先のホワイトって何?染めてたの?」
『染めてるよ?てか、高校生になってから毎年染めてるけど』
目黒「嘘、全然気づかなかった」
『夏休み何回かその状態で会ってるんだけど』
ラウ「あれだよ、らいむちゃんのことばっかり見てるんだよ」
『なるほどね、そうだよね』
らいむ「やめてよ私が恥ずかしい笑」
目黒「いや、あながち間違ってないわ」
向井「ストレートやなぁ」
恥ずかしがるらいむと笑顔の私たち
すごく幸せな空間だなってしみじみ感じた
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琉衣(プロフ) - 初めまして読ませて頂きました!ハマってしまって何回も読んでます! (2023年1月28日 19時) (レス) @page39 id: d7ec384554 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あすみ | 作成日時:2022年12月8日 21時