EP.44 ページ45
あみside
らいむ「いろいろお疲れ」
『マジで、どっと疲れた』
康二とラウールくんのまさかの入れ替えがありつつも、私の手を引いてゴールに向かうラウールくんの足が速すぎて引きずられるように2位でゴールした私たち
ゴール付近で待ってた康二とラウールくんの3人で席に戻ったら、めめとらいむが並んで待っててらいむにいたわる様な目で迎えられた
その横でめめと康二とラウールくんは謎のハイタッチを交わしてるんですけどね?
目黒「いや、マジで最高だったわ。流石に変わると思わなかった」
『私が1番びっくりしたわ。本人の意思無視して交代する人とかいないよ』
らいむ「ラウールくんがあみの方に走ってるの見て、近くの女の子が王子様見た言ってたよ。」
目黒「言ってた言ってた。かっこいいって言われてたぞ。よかったな」
ラウ「ねぇなんかめめの言い方やだ!それに、かっこいいって言われるならあみちゃんがいい!」
『…そーゆーこと言うの、ちょっとは恥ずかしがってもらっていい?こっちが持たないっていうか、、、』
ラウ「照れてるあみちゃんもかわいい!」
『っだからさ』
あぁ、多分このお願いは一生聞き入れられない気がする
向井「ラウのあみへの愛は激重やからな」
ラウ「え、僕重い?」
らいむ「この子、自覚なしなの!?」
目黒「大丈夫、そのままいけ」
ラウ「うん!」
もういい、私は諦めたよ
この子と一緒にいる限りは私が免疫つけていくしかないわ
向井「でもラウと俺が交代したの実は嬉しかったやろ。2人で走ってる時めっちゃ楽しそうやったで?」
『なにこの写真、撮ってたの!?』
向井「いやー、やっぱり写真が趣味の人間としてはちゃんと収めとかないあかんなと思って」
『用意周到すぎるでしょ』
でも、康二が見せてきたカメラの画面の中の私たちはめちゃくちゃ笑顔
ラウ「超良い写真じゃん!!!康二くんあとで送って!」
向井「当たり前やん!」
『、、、私にも』
向井「、任せとき!」
ちゃっかりお願いしてしまった私は恥ずかしくなって、お弁当を取ってくることを口実にその場から離れた
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作者名:あすみ | 作成日時:2022年10月9日 23時