天使が重すぎる (ページ35)

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EP.34 ページ35

あみside

らいむ「おはよ！今年の髪型もめっちゃかわいい！」

『好きでやってるからね笑らいむもやるでしょ？道具持ってきた』

らいむ「さすがあみ！お揃いでお願いします！」

『了解』

流石に学校でアイロンは使えないから、らいむにはざっくり巻いてきてって言ってたから頑張って巻いてきたみたい

自分で不器用って言ってるだけあってちょいちょい巻き残しが気になるけどそれはヘアアレンジでカバーすればいいだけの話

巻き残しの髪の毛を入れつつ編み込みでハーフアップを作ったら定番だけど可愛い髪型の出来上がり

結べるくらいの長さがあればどんな人でもできるアレンジだから便利なんだよね

『はい完成！』

らいむ「さすが！明日からもよろしくお願いします！」

『はいはい笑』

文化祭の時でも一応ある朝のHRの時間が迫ってきて続々とクラスメイトが入ってくる

向井「おはよう2人とも、早いな！」

『おはよう康二。らいむの髪の毛もしてたからね』

向井「良いやんおそろい！」

『でしょ？』

向井「めめももうすぐ来ると思うで！」

康二がガッツリらいむの方を見て言うかららいむは困惑気味

そうだよね、康二にはめめのことが好きって言ってないもんね

バレバレだったなんて思ってないもんね

目黒「おはよ」

あ、噂をすればとやらだ

向井「ほら！」

目黒「…？ほらって何」

『気にしないで、なんでもないから。あ、私色々片付けてくるね！』

向井「俺も荷物置いてくるわ」

わざとらしいのは分かってるけど許してほしい

ここは2人にするべきだと思ったんだもん

向井「会話聞こえてへんのに雰囲気甘々やな」

『花火の時もそうだった。めめって行動も言動も全部ストレートだよね』

向井「前よりもさらにわかりやすくなったよな。夏祭りの日なんかあったんやろか」

『さぁ、私が知ってるのは2人は付き合ってないってことだもん』

向井「そうかー」

立ち去りぎわに頭をぽんってしてこっち(康二の方)に来るめめ

私がらいむの方に行ったら顔を赤くして硬直してた