第十六話 ページ16
あみside
吉宮「ねぇあみちゃん、俺散々言ったよね？あみちゃんに近づく男は許さないって。あみちゃんには俺しかいないんだよって…」
『それは、吉宮さんが勝手に言ってるだけであって、私は何も、』
吉宮「あーあ、そんなこと言っちゃうんだ。どーせ男の力になんて勝てないくせにっ！！！」
『！？！？ やめて！！！』
強引に抱きしめられて、後ろに回された手は迷うことなく私のドレスのジッパーを下ろしていく
『こんなことしていいと思ってるんですか、オーナーに連絡しますよ』
吉宮「できるもんならしてみれば。ま、その場合君の大切な幼馴染がどうなるかなんてわかんないけどな」
『っ、、、』
吉宮「ま、俺とお前じゃ立場が違うってことだ。本当なら、俺はこんなとこで黒服なんかしなくていいはずなんだよ。あみちゃんがここにいるから働いてやってんだ」
『ここにきて自分の立場を利用するなんて、』
吉宮「いくらこの店のNo.1だって、うちの“組織“には逆らえないもんな？」
『卑怯者』
ここで私が吉宮さんを振り切って逃げることだってできる
でも、それは康ちゃんを危険な目に合わせるってこと
この人なら本当に康ちゃんのことを、ヤりかねない
そんなの、私が我慢するしかないじゃん
『もういい、勝手にして』
吉宮「やっとその気になったか」
近くにあったソファに腰を下ろす
抵抗したって無駄なら身を任せたほうがいい
自分の欲を満たすためだけの乱暴な愛撫
自分勝手な快楽に歪む気色の悪い表情
そして吐き出される望んでもいない温もり
私は一線を超えてしまった
この夜感じたのは、自分の頬を伝う涙だけだった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 144人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あすみ(プロフ) - かなさん» 本当に遅くなってしまい申し訳ないです😞 私の作品全てなのですが、上の変換ボックスではなく下の変換ボックスで名前を変えてみてください！きっと変わると思います！面倒でごめんなさい💦 (2022年9月19日 18時) (
レス) id: bb6eada096 (このIDを非表示/違反報告)
あすみ(プロフ) - ハナさん» 私の作品全てなのですが、上の変換ボックスではなく下の変換ボックスで名前を変えてみてください！きっと変わると思います！面倒でごめんなさい💦 (2022年9月19日 18時) (レス) id: bb6eada096 (このIDを非表示/違反報告)
ハナ(プロフ) - 名前の変換が出来てないのでまたお手隙の際に確認して頂きたいです、、！ (2022年9月19日 16時) (レス) id: 6253f665b3 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - 名前変換できていない気がするのですが確認していただくことは可能でしょうか？ (2022年9月5日 6時) (レス) @page30 id: bb257ea4af (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あすみ
| 作成日時：2022年2月25日 23時
