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「Aヒョン!」
ソファに座っていたジョングクがガバリと立ち上がる。
かわいいなおい。
「ヒョン!どうしたんですか?ジニヒョン達の撮影は??」
パタパタとAくんの近くによるジミン。
それにジミナ〜キヨウォ〜といつもより何倍も甘い声が返ってくる。
...Aくんキャラが...???
「撮影見に行くまえに、マンネラインのメイク見にきちゃった」
てへ☆
なんて効果音が着きそうだ。
本当にAくん????
ヌナすっごく疑ってます。
「あれ、グクメイクまだ?」
「ネ!テヒョニヒョン待ちです」
「お、よかったら俺しようか?時間短縮」
「ネ!!!」
勢い良く頷くジョングク。
...かわいいな。
「えージョングギだけずるい」
「いいなぁ...」
目の前のテヒョンが口を突き出し不満げにしている。
すまんな、Aくんじゃなくて。
ジミンのかなりガチ目のいいなにヌナ心が折れそうです。
「ほいほい、ではグクさん行きますよ」
「ネ、」
先程ジミンが座っていたところに座るジョングク。
その顔は本当に嬉しそうで、�茲が少しピンクになっている。
セルフチーク...
私たちメイクと同じくらい、もしかしたらそれ以上の速さでジョングクの顔に化粧を施していくAくん。
早いだけじゃない、丁寧に尚且つジョングクが一番輝ける“魔法”を...
リップを塗り終え、化粧が終わったテヒョンも隣でAくんとジョングクをガン見。
その後ろでジミンも同じようにガン見。
ものの数分で下地、アイライン、アイシャドウを終え最後のリップに在り付く。
早い...
「グクのは....っと」
カタカタとリップがたくさん入ったケースからジョングクに選んだリップを見つけ出す。
薬用リップを塗り終えると自分の手をアルコールで消毒し、リップを指につけジョングクの唇に塗布するAくん。
何と様になることだろうか、見てみよあのジョングクの顔。
正直言うと恋する乙女だよ。
「ん、はい。やっぱこの色にしてよかった。似合ってるよ、グク」
少し明るい赤紫のリップ。
妖艶な感じがプラスされ雰囲気が変わる。
「ヒョン、ありがとうございます」
「うん、じゃ、3人も撮影行こうか」
ヒョンーヒョン!!
とAくんを囲みながら控え室を出て行く。
扉を閉める失礼しました、と直前にぺこりと会釈してくれたAくんにヌナの傷ついた心は回復しました。
...私ってちょろいな...。
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桜華@尻(プロフ) - すごい面白い作品に巡り会えました(><)連載中に読みたかったです……!!!!!! (2018年8月1日 20時) (レス) id: 721eb3d595 (このIDを非表示/違反報告)
TGY(プロフ) - たかのりさん» 一応攻めで進めていこうと思います!もったいないお言葉ありがとうございます、とても励みになります!これからもこの作品をよろしくお願いします。 (2018年6月9日 7時) (レス) id: c5669fd06b (このIDを非表示/違反報告)
TGY(プロフ) - 朱羅さん» 攻め受け詳しくは決めていませんでした!でもとりあえず今は攻め寄りです...笑 こちらこそ!コメントありがとうございます。 (2018年6月9日 7時) (レス) id: c5669fd06b (このIDを非表示/違反報告)
たかのり(プロフ) - とてもおもしろいです!数話でもう魅了されてしまいました(^^)会話からして攻め主っぽいのでそれも嬉しいです。攻め主希望!作品作り頑張ってください! (2018年6月8日 23時) (レス) id: e7418c529b (このIDを非表示/違反報告)
朱羅(プロフ) - えっ攻めですか?攻めですか!それとも攻め寄りリバですか!有難うございます! (2018年6月6日 1時) (レス) id: 05706361fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:TGY | 作成日時:2018年6月5日 22時