女性モデル ページ13
.
「Aくんもうちょっとジョングクに寄れる？」
「ネ、」
私は何を見ているんだろうか？
...幻？？？？
、いや、現実だ。
ふわふわとしたブロンドの髪。
真っ白い清楚なワンピース。
そして、ジョングクと同じリップ。
それをつけた...
「ほら、Aヒョンもっとくっついて」
「...さっきのこと根に持ってるだろ、グク」
Aくん。
え？？？？待って、ちょっと理解が追いつかない...
事の発端はつい数十分前。
あるスタッフの一言からだった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
「監督、た、大変です！！！！！」
バタバタと慌ただしくカメラの設定をしていた監督に歩み寄る一人のスタッフ。
周りでは次の撮影のセットを作成していたスタッフが大きな音にちらりと目を向ける。
私もその一人だった。
「どうした？そんなに慌てて、」
「モデルさんが来てないんです！！！！連絡も付かなくて！！！」
「はあ！？」
食い気味に監督の言葉に返すスタッフ。
現場は騒然。
それを伝えに来たスタッフはもう涙目、あと少しで泣きそうである。
「どうするんだ、それ...」
はぁ〜とため息をつき天を仰ぐ監督。
なぜ防弾少年団もいるのにモデル？
そう思う人がいるかもしれない。
もともと女性モデルを防弾少年団を引き立たせるために使おうとスタッフの間で決めていたのだ。
防弾少年団も、専属スタッフのAくんも女性モデルとの撮影は周知の事実。
「なんとか代理探せないのか？」
「そう思って、他の所に連絡したりしたんですけどどこも空きがなくて！！」
「おいおい、まじかよ...」
セットの空気は最悪。
どんよりとした空気が流れる。
「仕方ない、だれか女性スタッフ代理で使おう」
「え」
「仕方ないだろう、延期をしてもらうのも防弾少年団のスケジュール上無理だ。今回の撮影も無理を言って空きを作ってもらったんだ。」
おいおい、監督まじで何言ってんだよ。
一気に周りにいた女性スタッフの顔色が悪くなる。
かく言う私も監督と絶対に目を合わせないように目を背ける。
その時、彼が現れた。
タイミングを見計らったように。
「お疲れ様ですー！」
スタッフの目が一気に彼に向く。
幾つもの視線を受けた彼はもともと大きな目をより一層開き驚いた顔をする。
「どうしました？？」
「...Aくん、少し力を貸してくれないか？」
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桜華@尻(プロフ) - すごい面白い作品に巡り会えました(><)連載中に読みたかったです……!!!!!! (2018年8月1日 20時) (
レス) id: 721eb3d595 (このIDを非表示/違反報告)
TGY(プロフ) - たかのりさん» 一応攻めで進めていこうと思います！もったいないお言葉ありがとうございます、とても励みになります！これからもこの作品をよろしくお願いします。 (2018年6月9日 7時) (レス) id: c5669fd06b (このIDを非表示/違反報告)
TGY(プロフ) - 朱羅さん» 攻め受け詳しくは決めていませんでした！でもとりあえず今は攻め寄りです...笑 こちらこそ！コメントありがとうございます。 (2018年6月9日 7時) (レス) id: c5669fd06b (このIDを非表示/違反報告)
たかのり(プロフ) - とてもおもしろいです！数話でもう魅了されてしまいました(^^)会話からして攻め主っぽいのでそれも嬉しいです。攻め主希望！作品作り頑張ってください！ (2018年6月8日 23時) (レス) id: e7418c529b (このIDを非表示/違反報告)
朱羅(プロフ) - えっ攻めですか？攻めですか！それとも攻め寄りリバですか！有難うございます！ (2018年6月6日 1時) (レス) id: 05706361fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：TGY | 作成日時：2018年6月5日 22時
