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『お、おいしい…』


と思わず口にしてしまう、この弁当本当に美味しい…


一口一口を丁寧に味わいたくなる…それぐらい美味かった。

普通に2つぐらいいける。

…でも…


「うまいッ!うまいッ!」

『……し、師範あの、周りが見てますので…』


「うまいッ!!!」


あぁ、だめだ。うまさで周りが見えていない。

たまに師範は食に無我夢中になっていて周りが見えない時がある。

まあ、そこも師範らしさがあるんだけど


『ご、ごちそうさまでし…「うまいッ!!」……』


……そういえば炭治郎君はもうすぐで来るだろうか?

もう出発してしばらく経つけど…



……ど、どうしよう、変にそわそわしてきた。



その時だった。

列車の連結部分の扉が開いた。


「うまいッ!」


なんて師範の大きな声はこもっていく。なぜなら____

市松模様の羽織の_あなたが目に映ったから


『___!

炭治郎君!』


周りに人がいるのにも関わらず思わず呼ぶと君の赤い飴玉のように丸い瞳が

キラリと列車の明かりに照らされた。


「Aさん__!」


気づけば私は彼の大きな手を包んでいた。

やはりすごく心地が良い…


「__!!」

「んなッ__!?」

「__??」


炭治郎は急に彼女に手を握られてしまい顔は赤く、

善逸が逆に青く、電撃が落ちたような衝撃をした。

伊之助はどういう状況がわからずに固まっていた…




『よかった、乗り遅れたのかとちょっと心配しちゃった』

「あ、あ、あ、はい!な、なんとか!!

先にいらしてたんですね…!」


「おい…炭治郎…お前、いつの間にAさんとそんなことを…?」


と私の手を指刺してぷるぷる震えている善逸くん。

ん?手をなんで刺して…












あ。



『あ、!あぁ!ご、ごめん!つい舞い上がっちゃって!』


勝手に手を繋いじゃったことに気づく、

は、恥ずかしい…!!これじゃまるで炭治郎君がきてくれて嬉しいみたいになってる…

いや、そうなのかもしれないけど!


任務なのに!師範もいるのに!!!人もいるのに〜〜!!



「うむ…やはり若いな!!」


弁当を食べていた手を止めて遠くからその様子を眺めていた師範


なにがですか!師範!!!!


「お前!お前!!Aさんと何かあったのか!」

「い、いや、とくに、な、なにも…んね?Aさん…」

『…まあ』


「ぜッ__!絶対!!何かあったッ!!!」

『善逸君落ち着いて!人いるから!恥ずかしいから!』

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にこ - 作者天才すぎる (2022年11月9日 18時) (レス) @page15 id: ea3111d08d (このIDを非表示/違反報告)
私だ。(プロフ) - やよい@サブ垢さん» ありがとうございます! (2021年12月7日 16時) (レス) @page1 id: 8fc2f84feb (このIDを非表示/違反報告)
やよい@サブ垢(プロフ) - 私だ。さん» 那田蜘蛛山編辺りです!ページ数忘れましたけど() (2021年12月7日 15時) (レス) id: bc461f0e02 (このIDを非表示/違反報告)
私だ。(プロフ) - やよい@サブ垢さん» ご指摘ありがとうございます…話のどこら辺ですかね……( ⸍ɞ̴̶̷ ·̫ ɞ̴̶̷⸌ )💦 (2021年12月7日 15時) (レス) id: 8fc2f84feb (このIDを非表示/違反報告)
やよい@サブ垢(プロフ) - 御館様が親方様になっていますよ……((ボソッ… (2021年12月7日 15時) (レス) @page4 id: bc461f0e02 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2021年11月25日 16時

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