一目惚れしたのは継子でした。【竈門炭治郎】 (ページ24)

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『え？全集中の常中を取得したいって？』

「あの！A様様がもうすぐでご退院なさるとしのぶさんから聞きまして…

このまま訓練サボってじゃだめだなって…」

訓練道場で善逸くんと伊之助がお願いがあると言われ、来たのだが、

お願いの内容は、サボっている自分たちをほっといてどんどん成長する

炭治郎くんをみて焦ったのか全集中の常中を取得したいとのことだった。

『偉いね！善逸くん！一度サボったらなかなか訓練に戻れないもんね！すごいよ！』

「い、いやぁ～…それほどでもぉ～でへへへ～」

善逸くんは顔を赤くしながらにまにまとデレていた。

伊之助くんは被り物を被っていたため表情がわからなかったが、ずっと黙ったままだった

『伊之助くんも、ね？偉いよ』

そう優しく話しかけると伊之助はビクッと跳ねた

「う“る“ぜェ！銀髪！」

『銀髪！？』

「言われなくてもいつかしようと思っていたし！！」

鼻息を被り物から吹きながら伊之助は立ち上がった

『それでも偉いよ？』

首をかしげるとさっきまで勢いがすごかった伊之助くんがピタッと固まってしまい

まわりからほわほわと光の玉みたいなのがみえた気がした

「それで、全集中の呼吸を常にするためにはどうすれば！」

『死ぬほど鍛えるのみ！』

私がそういうとさっきまでの善逸くんの勢いはしおれ、しょぼくれてしまった

『そう簡単に取得できたら苦労しないからね…

炭治郎くんだって壁を乗り越えたんだし、善逸くんも絶対にできるよ』

にこっと優しく応援すると善逸さんは顔を赤らめ、汽車のように煙が頭から吹き出した

「が、ががが！がんばりまぁす！！」

『あ、でも私はもうすぐで退院しちゃうからたまにしか見れないんだ…

だから炭治郎くんに…＿＿』

「あら、そういうことならお任せください」

私としたことが気づかずに、蟲柱様がいつの間にか後ろにいらっしゃって

にこにことしていた。どうやら話の内容はもう聞いていらしたようだ

『む、蟲柱様！？すみません気づかなくって…』

「こちらこそ盗み聴きしてしまって申し訳ありません。

私も善逸くん達にいろいろ時間がある時にお教えしますよ」

＿＿ということで蟲柱様がたまに見てもらいながら

炭治郎くんが全集中の特訓を善逸くんと伊之助くんに教えてくれることになったのだった…

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更新遅れてしまってごめんなさい～～～！！！