一目惚れしたのは継子でした。【竈門炭治郎】 (ページ3)

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『それより、自分の怪我を心配したらどうですか？

あと先程の鬼は十二鬼月ではありませんし……

その様子じゃ喉潰れているでしょ、あんまり大声出さないほうが…』

「余計なお世話だ！！

それに十二鬼月じゃないのも知ってたわ！そんな雑魚俺一人で倒せれる！」

落ち着かせるように話しかけるが

なんかキリがない気がする……私はまたため息を吐いて

猪の少年の首の後ろを叩き、眠らせた。

『ごめんなさいね』

わたしはこっそり呟き、また別の鬼が残っていないか探しに行こうとしたが、

隠の人がやっときたみたいだ。

「A様！

＿＿その裸猪は……？」

『安心してください。鬼ではないです

おそらく剣士かと、ひどい怪我ですので早く治療を』

隠のみんなははいっと返事をして、猪の少年を預からせた。

その刹那、

少年が走っていくのを見えた。

あれってもしかして、剣士＿＿？女の子抱えていたような。

そしてあとを追っていたカナヲちゃんが木の枝を足場にして追っていた

わたしも思わず追いかけてしまっていた。

私は枝に乗りながら木に登り、大声でカナヲちゃんを呼んだ

するとカナヲちゃんは止まってこっちを振り返った

『＿カナヲちゃん！どうしたの！？』

「…鬼を庇ってる剣士がいる。」

＿＿！？鬼をかばう！？

隊律違反じゃない！！

一瞬動揺したが、とりあえずその剣士捕まえないと！

私とカナヲはその剣士を追いかけることに。

「＿市松模様の羽織を着ている剣士だよ。」

『わかった！いってくる！』

私は容姿を理解したあと、足を踏み入れ速度をあげた。

カナヲはあまりの早さに驚きぽかんとしてしまっていた。

「＿＿速い。」

そして、すぐにその剣士が目に写り、市松模様の剣士の上に足を踏み入れた。

すると剣士は思いっきりこけてしまい

その女の子は剣士の手から離れてしまい、少し遠くに寝転がってしまっていた。

剣士が動こうと抵抗してきたので体重を乗せた

『捕まえた。いろいろ説明してもらおうか、』

「禰豆子！！逃げるんだ！早く！」

そういうとその鬼はとてとてと走っていった。

しまった！逃してしまった…！！