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カナヲはぱちくりと目を丸くしながら瞬きをする。
あのカナヲを一瞬で__……!!まだ怪我も完全に治っていないのに!?
………目で追えなかった…
「ま、負けました…」
カナヲは思わず口に出してしまう。
Aさんはカナヲの頭に乗っけた湯呑みを持ってにこっと優しく笑う
お、俺は、とんでも無い奴に一目惚れしたのか……!
こんな無力な俺と、Aさんとは釣り合うのだろうか?
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なーんて、今日の訓練のことを思い出していたのだが…
__何を考えているんだ!俺は……
俺はブンブンと頭を回して思考を切り替えようとした。
__実は自分の不甲斐なさに考え込んでしまい、また眠れなく、
廊下を散歩して、夜風にあたろうとしていたのだ。
……あれ、庭から呼吸音が聞こえる。誰か稽古してる?
俺は匂いを少し嗅ぐと、すみれの甘い香りがした。
「__!!
Aさんの香りだ!」
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俺は急いで庭まで行くと、思った通りの人物が木刀を持って降り続けていた。
何時間もやっていたんだろうか月光に当たって、汗がきらりと光っていたし、
前髪も汗で濡れていた。
俺はその稽古に打ち込む彼女の姿にまた見惚れていた。
そして、気がつくとAさんはこちらをじっとみていた__
俺は、だんだん顔が余計に暑くなっていくのを感じた。
そして咄嗟に顔を見せないように、俯いてしまった。
「ご、ごごご、ごめんなさい!」
『……??なんで謝ってるの?
大丈夫だよ?』
そう優しい優しい声で言いながら俺に近づくのを感じていた。
Aさんの匂いが近づいてくる。
おれはゆっくりと顔を上げると、目の前にAさんがいた。
__綺麗な瞳だ…綺麗な夜空のような菫色で、透き通っている。
そんな瞳で俺のことを真っ直ぐに見ていた。
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お気に入り100人突破しました(T_T)♡♡♡♡♡
みなさんありがとうございます…!!学校の行事で更新開けてしまってすみません…
この作品が好評だったら
この夢主でキメツ学園してみたいな〜と考えています!
(もちろん炭治郎落ちで!)
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にこ - 作者天才すぎる (2022年11月9日 18時) (レス) @page15 id: ea3111d08d (このIDを非表示/違反報告)
私だ。(プロフ) - やよい@サブ垢さん» ありがとうございます! (2021年12月7日 16時) (レス) @page1 id: 8fc2f84feb (このIDを非表示/違反報告)
やよい@サブ垢(プロフ) - 私だ。さん» 那田蜘蛛山編辺りです!ページ数忘れましたけど() (2021年12月7日 15時) (レス) id: bc461f0e02 (このIDを非表示/違反報告)
私だ。(プロフ) - やよい@サブ垢さん» ご指摘ありがとうございます…話のどこら辺ですかね……( ⸍ɞ̴̶̷ ·̫ ɞ̴̶̷⸌ )💦 (2021年12月7日 15時) (レス) id: 8fc2f84feb (このIDを非表示/違反報告)
やよい@サブ垢(プロフ) - 御館様が親方様になっていますよ……((ボソッ… (2021年12月7日 15時) (レス) @page4 id: bc461f0e02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涙 | 作成日時:2021年11月25日 16時