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『抱擁』 ページ29

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まぁ、そんなこともあって今に至る。

柱の条件を達成しているとはいえ、私が師範のような柱になるのは…まだ無理だなと

つぐつぐ毎日思うし、悔しく思う。



そして隠の人が来て、小さな姉妹を預けて治療してもらった。



ーーーーーーーーーーーーーーーーー




ようやく任務終わった…何日連続任務に行ったのだろう…__

さすがに私の身体は疲れていた。


でも炭治郎くんとの約束もあるし、

非番になったので私は炭治郎くんの様子を見に、蝶屋敷へ向かった、


炭治郎くんにそういえばずっと合ってないなぁ

元気だったらいいけど



ーーーーーーーーーーーーーーーーー




ーー 炭治郎視点にて ーー




だめだ。最近訓練に集中できない。

最近Aさんに会ってないからかな…


いや、Aさんに情けない姿を見せれない!もっと訓練して…Aさんのような…!!


「健太郎!!聞いてんのか!?」

「うわ!? い、伊之助…ご、ごめん何か言ったか?」


伊之助がかんかんになって被り物からふんすと鼻息が漏れている

なにか俺に言っていたようだった

今、善逸と伊之助と朝ごはんを食べていた


「最近の炭治郎、ぼーっとしてるよな。なんかあったのか?」

「いや、特にこれというのは…」


善逸が眉毛を下げて心配してくれてるようだった。


「Aさん、最近帰ってこないなぁって…」

「確かに…しのぶさんも何も言ってないしたぶん無事だとは思うけど…」


その瞬間だった。


かすかに微量の好きな人の甘くて涼しい匂いが鼻口に届いた


俺は身に覚えのある匂いに箸を落としてしまい

椅子から勢いよく立ち上がった

善逸と伊之助はびくりと体をはねて何が起こったのかと驚いていた


俺はすぐに食堂を出て匂いの元へ辿った。

善逸が何か言っていたけど俺の耳には届かなかった。



そして、俺の目に映ったのは、俺が恋しくしてた人___


「 Aさん!!! 」


Aさんはこちらを銀色の髪を揺らしながら振り向き

俺を見つけた刹那菫色の目をキラキラと光らせた


『炭治郎くん__!!』


ーー ぎゅっ ーー


『__ッ!?!?!?!?』


気づけば俺はAさんをふわっと抱きしめていた

暖かくて優しい匂いがする…


ずっとこのままでいたいな____

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にこ - 作者天才すぎる (2022年11月9日 18時) (レス) @page15 id: ea3111d08d (このIDを非表示/違反報告)
私だ。(プロフ) - やよい@サブ垢さん» ありがとうございます! (2021年12月7日 16時) (レス) @page1 id: 8fc2f84feb (このIDを非表示/違反報告)
やよい@サブ垢(プロフ) - 私だ。さん» 那田蜘蛛山編辺りです!ページ数忘れましたけど() (2021年12月7日 15時) (レス) id: bc461f0e02 (このIDを非表示/違反報告)
私だ。(プロフ) - やよい@サブ垢さん» ご指摘ありがとうございます…話のどこら辺ですかね……( ⸍ɞ̴̶̷ ·̫ ɞ̴̶̷⸌ )💦 (2021年12月7日 15時) (レス) id: 8fc2f84feb (このIDを非表示/違反報告)
やよい@サブ垢(プロフ) - 御館様が親方様になっていますよ……((ボソッ… (2021年12月7日 15時) (レス) @page4 id: bc461f0e02 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2021年11月25日 16時

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