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俺の部屋の隣のAの部屋に行くと、『入るな!』と看板が貼ってあったが
俺はそれを無視して、自動ドアの中に入った
「よう、A〜!」
部屋に入ると、部屋全体はまぁ普通な清楚な女子の部屋っていう感じで
棚に丁寧に今までAが頂いたお宝3つガラスケースに入っていた。
本がたくさんずらりと漫画から小説…そして難しそうな本…
そして…ベットの前の机の上にはたくさんの発明品やらがごちゃごちゃしていた。
勉強机でAは大きな2つのモニターに向かって、キーボードでいい音を鳴らしていた。
Aは集中してこちらには気づいていないようだ。
イヤホンから音が漏れているのか、リズムのいい音楽が静かに流れている。
実は俺はこの部屋に入るのは初めてなのだが_
ここまで、もう模様替えしているとは…
そして、Aが無線イヤホンを外してこちらを向いて冷たい顔で睨んだ。
『___なに?入らないでって書いてあったでしょ。』
「いや〜、最近部屋にずっと引きこもっているから気になってさ〜」
『ふーん…別に面白いものなんて何もないよ。』
そういうとAはくるっとモニターの方に振り向いた。
モニターに映っていたのは…よくわからないプログラムの場面と…
掲示板の場面が映っていた。
__掲示板の内容は…
「怪盗についてのスレ…?」
『___なに?』
「い、いや…何やってんだ?」
『なんでもいいでしょ?』
「この発明品…麻酔銃…もう作ったのか?」
『___まぁね。』
テーブル上に無造作に置かれているのは前没収したはずの麻酔銃や麻酔ダーツ
それとネックレスみたいなのが置かれていた
「これは_?」
『声を変えれるネックレス。前使ったんだけどねあんたの変装した時に。
あんたのイメージガムみたいに声ごと変装できないからね。』
「なるほどな…」
俺は早速ネックレスを勝手につけてAの声をイメージして声に出してみた。
「『ねぇねぇジョーカー様ぁ♡』なーんてなどお?」
『きっも。勝手につけんなよてか出て行け』
Aはゴミを見るようなすみれ色の目で俺を見つめ
瞬きをしている間にか俺の首にネックレスがつけていないことに気づいた
そして、気づけば俺はAの部屋のドアの前に立っていた。
どうやら能力の時間停止で俺を移動させ、ネックレスを外したようだった
俺は大きくため息を吐いた
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diamond(プロフ) - めっちゃ面白いです!発送力やばば!あと、Deltaruneやってるってマジすか? (7月18日 19時) (レス) @page19 id: eed2b10c05 (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - めちゃくちゃキュンキュンしました!ありがとうございました🙇 (2022年5月30日 18時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
美咲 - めちゃくちゃ、面白いです! (2022年5月30日 18時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
私だ。(プロフ) - じおらすさん» ええ!!まじですか!ww指摘ありがとうございます!以後気をつけます(˘•̥-•̥˘) (2021年11月14日 7時) (レス) id: 8fc2f84feb (このIDを非表示/違反報告)
じおらす - 知っていたのですね! こういう小ネタが大好きなので、舞い上がってしまいました汗 これは完全に蛇足で、わかっていたら申し訳ないのですが…ニュースのMCさんの名前は、『DJピーコック』だったと思います…!すみません、気になってしまい…。 (2021年10月17日 14時) (レス) id: d811add0a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:涙 x他1人 | 作成日時:2021年9月12日 23時