『誤解』 ページ21
.
「はいっ採寸終了〜一ノ瀬さん帰っていいよ〜」
『ありがとう〜じゃあまた明日〜』
放課後、採寸が終わり、靴箱まで向かうと…
「やぁっと終わったな〜」
ジョーカーが待ってくれていた。頼んでないのに
『別に待ってくれないでよかったんだけど。てかあいつは?』
「お前、学校での性格違いすぎだろ…
クイーンはもう帰ったぜ。」
『…はぁ、あっそ。
というかなんでうちの学校に…聞いてないし。』
そして、スカイジョーカーの近くまで一緒に歩いていた。
「潜入捜査だよ。お前は関係ないし言う必要ないかなぁ〜って
それにしても、よくも俺をメイド役に推薦したな〜…!?」
『そこしか空いてなかったし、料理できないんでしょ?』
「う…そ、そうだけど。」
ジョーカーはため息をついた
『それに、怪盗で女装とかなんどもしてるでしょ?』
「そう言う問題じゃない!!」
とか、ジョーカーと揉めてたら、目の前にうちのクラスではない、女子がいた。
よく見ると、一人の女の子はそわそわしてて、あと2人の女子は励ましていた
私はすぐに一ノ瀬Aとしての顔を演出した。
『条くん、別のクラスの女の子がいるよ?』
「お前の知り合いじゃないのか?てか性格またかわりやがって…」
『えぇ…知らないよ?』
私はふわふわと風に飛ばされそうな声で怯える。もちろん演技だけど
そして、そわそわしてる女の子が条…ジョーカーの目の前にくる
「あ、あの…っ」
「おっ…誰?」
そして残りの女子二人もこっちにきて、威圧感を出している
もしかして…
__嫌な予感がする。
「一ノ瀬、この子に代わって聞くけど。
あんたドジっ子のくせに転校生と付き合ってんの?」
『…え』
「はぁ?」
そして、私とジョーカーはお互いの目を合わせて、また女子の方を振り向いた
なんでこいつと付き合わなきゃいけないのだ。
そんなの真っ平御免だし、そんなに仲良く見えたのか…__
仕方ない。ジョーカー、察してね。
私はジョーカーにアイコンタクトをとった
『ご、誤解じゃないかな?
…じ、じつは、私と条くん、いとこなの…久しぶりに会って話してただけだよ?』
「…そーそ。俺の親にも仲良くしとけって言わてんだよ」
おお__さすが怪盗。察するのが早い
今回だけは感心しとこう。
42人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
diamond(プロフ) - めっちゃ面白いです!発送力やばば!あと、Deltaruneやってるってマジすか? (7月18日 19時) (レス) @page19 id: eed2b10c05 (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - めちゃくちゃキュンキュンしました!ありがとうございました🙇 (2022年5月30日 18時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
美咲 - めちゃくちゃ、面白いです! (2022年5月30日 18時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
私だ。(プロフ) - じおらすさん» ええ!!まじですか!ww指摘ありがとうございます!以後気をつけます(˘•̥-•̥˘) (2021年11月14日 7時) (レス) id: 8fc2f84feb (このIDを非表示/違反報告)
じおらす - 知っていたのですね! こういう小ネタが大好きなので、舞い上がってしまいました汗 これは完全に蛇足で、わかっていたら申し訳ないのですが…ニュースのMCさんの名前は、『DJピーコック』だったと思います…!すみません、気になってしまい…。 (2021年10月17日 14時) (レス) id: d811add0a7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:涙 x他1人 | 作成日時:2021年9月12日 23時