消しゴムー奇跡ー【実話】 (ページ2)

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２人見知りページ2

そして、彼の消しゴムを拾って、一日が経った。

そして、彼が人見知りということを知った。

私は、人見知りとかいうやつの真反対の性格だと思っている。

私は、基本的誰とも話せるが、トラブルメーカーと呼ばれるトラブルの天才だった。

トラブルのせいで学校に行けなくなり、私はフリースクールにいた。

親に、「無理に学校通わせてごめんね。」と泣いて言われたのだ。

先生が、「お宅の娘さんは男子生徒にいじめられました。」

私はもうそのすべてに慣れていた。

感情は麻痺していた。

でも、結局親が折れてしまった。

そして、フリースクールへ行くことになったのだ。

など、フリースクールに来た理由をいろいろと思い出していると、

「おはよう」

と、低い声が聞こえ我に返った。

「大野くん。おはよ」

少し表情は明るくなっていた。

前は表情がこわばっていたのだけど。

やっぱり話の話題は思いつかず

私は、ぼーっとしていた。

そして、希海は遅刻してくることになっていた。

ずーっと私達は黙っていた。