【Fate】ホームズ推しの為の短編集！【FGO 短編集】

カルデア花火大会。よくよく考えれば開催地はカルデアじゃなかった。 ページ16

特異点ミニ調査が終わって、カルデアに帰ってきた。帰ってきたんだけど…

「おや、Aちゃん。よく似合ってるじゃないか」

「あ、ありがとう」

めっちゃ高速お着替えさせられ、紺地に金の花の刺繍の浴衣になった。渋めで中々あたしの好み。いぇい。

ダ・ヴィンチちゃんの工房からでて、二人でトコトコ歩く。


「おお、マスター！可愛いじゃないか！」

とうとーつーのナーポレーオーン♫

「そういうのはマシュとかあたしよりもっと可愛い子達に言いなさい」

「いや、俺は嘘は言わねえぜ？」

このやろう！あたしを照れ殺しにする気かい！
ダ・ヴィンチちゃんに引き続いて！


「まあ行っといでAちゃん！みんな待ってるよ？」

「うん、そうだな。行くぞナポレオン！」

「おう！」


思いっきり遊ぶぞー！



『じゃあレイシフトするよ、皆準備は万端かな？』


「「「「いえーーーい」」」」


全サーヴァントが声を揃えて返事をする。

『私も後で様子を見に行くよ！先に楽しんどいで』




眩しい…この光まじ慣れぬ…

「お、レイシフトが完了したな」

リンリンの声で目を開ける。


「おお！！すっげえ！」


ガチの縁日だこれ！

「凄いです先輩！見渡す限り屋台だらけ！夕暮れどきのワクワクする感じがします」


「よっしゃ見て回るぞ」

「お供させてもらおう」

ん？

「ホームズさん！」

「そのユカタ、とても似合っているよA。勿論マシュもね」

「ホームズさんこそなんでそんな似合うんすか」

ホームズさんの浴衣はすこし暗めの青地に
金の龍の刺繍…ってちょっと待った！

「色合いがあたしの浴衣とほぼおんなじだ！
ダ・ヴィンチちゃんの差し金か…」


「お？私を呼んだかな？」

「ダ・ヴィンチちゃん！」

いつの間に…

「さっき来たばかりでね、ロマニも行きたがってたよ」

「で、この浴衣は…」


「察しの通り私の差し金さ！よく似合っているよ、ほんと」


「おおー！ペアルックってやつですか先輩？！」


「因みにマシュはランスロットとペアルックだ」

「え、やです」

辛辣www

「笑いを堪えないで下さい先輩方！もう…」

花火本番、夏本番。→←ぱっと光って咲いた。

今日の鯖

フィン・マックール《鮭》

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