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第26話【能力披露:白鳥姉弟その1】*白鳥純花視点* ページ26

「えっとー、次は私ですか?」
『イエース! お次はもう1人の副生徒会長、白鳥純花ちゃんだよ〜!』

うむむ、と少し考えて、私も移動することにした。

「私も移動します」

場所はもちろん、広場にある噴水だ。
噴水からは常時澄んでいて綺麗な水が流れている。

「私の能力は、風と水を操ることができるんです」

噴水に近づいて手をかざすと_______水が水滴となって浮かび上がる。
水の玉は私の周りを飛び回り、他の粒と合わさって大きくなる。

「ま、こんな感じですかね〜。あとは水蒸気にしたり、氷にしたり、便利ですよ!」

水滴は、水蒸気となり空気に溶け込んでしまった。
これぐらいなら余裕というか、普通にできる。

『夏には大量のかき氷が作れそうですね〜』

それは便利と言えるのか……。
まぁ時間がかかりそうなので、急ぎ目に言う。

「では、私のもう一つの力……風の方は、絵留と一緒に見せますか」

これは、今日の朝に絵留に無理やり言われて了承したのだ。
なんでも『凄いものを見せて格の違いをわからせたい』らしい。
意味不明だが、一応大事な弟なので、渋々許可を出したのだ。

『うんうん。確か弟さんも能力半分一緒だったもんね!』
「では……体育館に戻りますか」

椿先輩と一緒に再び走り出す。

絵留に言われたものは、結構ヤバめのやつだった。
もしかしたら怪我するかも……。
そう思ったが、力の扱いには慣れているので大丈夫だろう。

そう考えていると、第一体育館に着いた。
扉を開けると、手を振っていたのは弟の絵留。

『おおっ! 奇跡の再会ということで、早速お願いしますね!』

絵留は、相変わらずあざとい笑顔だった。

第27話【能力披露:白鳥姉弟その2】*白鳥絵留視点*→←第25話【流石というべき】*折目美扇視点*



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ゆゆっち(プロフ) - 編集終わりました言うの忘れてました。 ごめんなさい。いや、本当に。 (2016年10月24日 13時) (レス) id: 98dba72c5e (このIDを非表示/違反報告)
みやみや★(プロフ) - 少し自分の所に修正加えました (2016年10月23日 22時) (レス) id: 96df6d41c7 (このIDを非表示/違反報告)
光輝@心響トランペット命(プロフ) - すみません、非公開になっていたものは公開しました。 (2016年10月23日 21時) (レス) id: ffe92a8306 (このIDを非表示/違反報告)
本格小説製作委員会白鯨ちゃん/プロフ必読(プロフ) - 続編でしょうね (2016年10月23日 11時) (レス) id: 547af87a2f (このIDを非表示/違反報告)
たくっちさんもキドさんも尊い@暖ゴロ(プロフ) - 続編…………ですかね。 (2016年10月23日 11時) (レス) id: 4f259d5ac7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:狂兎 x他17人 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2016年10月11日 22時

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