4 僕の噂話 ページ5
…さっきから物凄く視線を感じる。
チラッと見てみれば
ケイト先輩やトレイ先輩が
何やら新入生に僕の事について説明しているみたいだ。
ﾘﾘｱ「ほぉ、A。中々良い噂されておるの」
耳が良いリリアは
話の内容が全て分かるのか
顔をニヤつかせながら、僕の方を見た。
『なんて言ってるの？』
ﾘﾘｱ「自分で確かめに行くか？…お主が気に入ってる魔法が使えない人の子もおるようじゃし」
…そう。
あそこには
この前出会った、魔法が使えない人がいる。
…お話してみたいし、
『僕、行ってくるよ』
ﾘﾘｱ「分かった。わしも後でそっちに行く」
『うん』
行ってみる事に。
ｾﾍﾞｸ「A様！！！何かありましたらすぐそちらに駆け付けます！！！」
『大丈夫だって笑』
本当…セベクは心配性なんだから。
このセベクって子や、セベクの隣にいるシルバーって子は
マレウスさんの護衛をしているんだけど
何でか、昔から僕の事も守ってくれるんだよね。
とっても頼りになる騎士たちだよ。
皆に一言声をかけて
瞬間移動する。
『…人の噂話ですか？』
そう言いながら、その場に降り立つ。
僕の姿を見た瞬間
皆、驚きの表情を浮かべていた。
ｹｲﾄ「Aちゃん！さっきこの子たちにAちゃんの事を紹介してたんだ〜！
めちゃくちゃ強くてとっても可愛い子だって」
『可愛いは余計です…！』
可愛い、という言葉に思わず反応してしまう。
小さい、可愛い、という言葉を言ってほしい訳じゃない。
むーと頬を膨らませば
そういう所だぞ、とトレイ先輩に頬をつんつんとつつかれた。
ユウ「ぇ、あの……Aくん…？」
『…一応言っておくと、僕2年生だから先輩だよ』
近くにいた魔法が使えない人や新入生たちに言う。
僕、最初は必ずと言って良いほど新入生たちに同級生だと勘違いされるんだよね。
…ほら、今だって
さっきよりも驚いた顔してる。
ユウ「え、せ、先輩…！？」
ｴｰｽ「なっ！？」
ﾃﾞｭｰｽ「し、失礼な態度とってすんません！！」
『いや、何も頭下げなくても良いよ…？』
顔にスペードマークが書いてある子が
これでもかと言うほど頭を下げてきた。
…礼儀正しいね？
ﾎﾞｿｯと言ったつもりだったのに、聞こえてたのか
先程と打って変わって、明るい表情になるその子。
……可愛い。
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リエ(プロフ) - 好きすぎてやばい…！夢主可愛くてやばい…！(語彙力)無理しない程度に更新頑張ってください！！！ (2020年11月25日 18時) (
レス) id: 78d0029f94 (このIDを非表示/違反報告)
hinano(プロフ) - ヤバイッ最高!!主様神!! (2020年11月19日 22時) (レス) id: 3cb11e3e75 (このIDを非表示/違反報告)
あみりぬ(プロフ) - kanameさん» ありがとうございます！そう言っていただけて凄く嬉しいです！！引き続き更新頑張ります！ (2020年11月19日 0時) (レス) id: 5901447b96 (このIDを非表示/違反報告)
あみりぬ(プロフ) - 乱数さん» "可愛らしい夢主くん"を頭に置いて書いてるのでそう言ってもらえて凄く嬉しいです…！！引き続き更新頑張ります！ (2020年11月18日 23時) (レス) id: 5901447b96 (このIDを非表示/違反報告)
あみりぬ(プロフ) - おれおさん» ありがとうございます！夢主くん可愛いと言ってもらえて凄く嬉しいです…！引き続き更新頑張ります！ (2020年11月18日 23時) (レス) id: 5901447b96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あみれお(元あみりぬ) x他1人 | 作成日時：2020年11月9日 1時
