12 弱点発見 ページ13
ユウも、レオナ先輩の機嫌が悪い事を察して
ユウ「すみません！」
すぐ謝っていた。
ユウ「(けど…そこら辺に尻尾出してる人が悪いんじゃ…)」
『(…心の中丸見えだ)』
レオナ先輩…謝って許してくれる人かな…。
ﾚｵﾅ「…お前、よく見たら入学式で鏡に魔法が使えねぇって言われてた草食動物じゃねぇか。ふぅん……」
レオナ先輩は
まじまじとユウを見ると
面白そうに、ニヤリと口角を上げた。
ﾚｵﾅ「……はっ。本当にちっとも魔力の匂いがしねぇ」
『…やっぱりレオナ先輩も感じます？』
ﾚｵﾅ「あぁ。有り得ねぇな」
不思議だな…ユウ。
ユウが何の目的でこの世界に呼ばれたか、僕にもまだ分からないけど……
重要人物ではあるよね。
ﾚｵﾅ「無抵抗の相手を痛めつけるのは気がすすまないんだけどなァ」
レオナ先輩の、明らかに獲物を見つけ狩ろうとしているその視線に
ｸﾞﾘﾑ「うっ、なんだかわからねぇけど、コイツに睨まれると背中の毛がゾワゾワするんだゾ」
グリムも、ブルブルと震えながら
僕の後ろに隠れた。
『レオナ先輩。ユウやグリムに傷付けたら…僕が許しませんよ』
何でだろう。
この人たちは…傷付けてほしくない。
ﾚｵﾅ「……お前が人を庇うなんてな」
『僕だってそういう時はあります』
ﾚｵﾅ「ふっ、まぁいい。
そうだなァ、ならA、お前が相手しろよ？」
『…魔法での私闘なら禁止されてますけど＿＿＿』
ﾚｵﾅ「ちげぇよ」
レオナ先輩の視線の感じが…変わった。
逃げようにも、レオナ先輩のしっぽが巻き付いていて上手く逃げれない。
…一瞬だけ飛んだらいける…？
何て考えも
ﾄﾞｻｯ
レオナ先輩に押し倒されて、意味はなくなった。
ユウ「え、Aせんぱ＿＿＿！？」
『大丈夫。
……何のつもりですか？』
ユウたちの代わりに、僕を痛めつけようって魂胆…？
ﾚｵﾅ「何かお前物騒な事考えてんだろ。
……そいつらの代わりにお前の身体を差し出せって言ったら？」
『身体…？』
何を言ってるの、この人。
『…羽でももぎ取る気で？』
ﾚｵﾅ「だから、んな事はしねぇ」
『だったらどいて下さ＿＿＿＿っ！！？』
身体を捩らせ抜け出そうと試みた時
つぅ…と
背中…羽辺りを指かしっぽで撫でられる。
『っ…ん、ちょ…！』
僕、羽触られるのダメなの…！！
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リエ(プロフ) - 好きすぎてやばい…！夢主可愛くてやばい…！(語彙力)無理しない程度に更新頑張ってください！！！ (2020年11月25日 18時) (
レス) id: 78d0029f94 (このIDを非表示/違反報告)
hinano(プロフ) - ヤバイッ最高!!主様神!! (2020年11月19日 22時) (レス) id: 3cb11e3e75 (このIDを非表示/違反報告)
あみりぬ(プロフ) - kanameさん» ありがとうございます！そう言っていただけて凄く嬉しいです！！引き続き更新頑張ります！ (2020年11月19日 0時) (レス) id: 5901447b96 (このIDを非表示/違反報告)
あみりぬ(プロフ) - 乱数さん» "可愛らしい夢主くん"を頭に置いて書いてるのでそう言ってもらえて凄く嬉しいです…！！引き続き更新頑張ります！ (2020年11月18日 23時) (レス) id: 5901447b96 (このIDを非表示/違反報告)
あみりぬ(プロフ) - おれおさん» ありがとうございます！夢主くん可愛いと言ってもらえて凄く嬉しいです…！引き続き更新頑張ります！ (2020年11月18日 23時) (レス) id: 5901447b96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あみれお(元あみりぬ) x他1人 | 作成日時：2020年11月9日 1時
