10 ふにふに肉球 ページ11
学園裏の森に入った途端
皆、栗拾いをし始めた。
『…何してるの？』
たまらず声をかける。
上から急に声をかけてしまったため
ユウ「え、A先輩…！？」
ｴｰｽ「ビックリした…！」
ﾃﾞｭｰｽ「っ、心臓に悪いです…」
…驚かせてしまった。
『ごめんね、
空を飛んでたら皆が学園裏の森に入る所を見て、気になって追いかけてきたんだ』
ユウ「！！ 空、飛んでたんですか…！？」
『？うん』
何でか、ユウが目をキラキラと輝かせている。
ユウ「(A先輩が飛んでる姿、見たい…！
綺麗だろうなぁ……)」
『ユウ？』
ｴｰｽ「あー、コイツ自分の世界に入っちゃってるんで気にしなくても良いっスよ」
『そう…？』
ﾃﾞｭｰｽ「まぁ、ユウが考えている事は何となく分かる気がするけどな。
…あ、そうだ。A先輩。
どこかにカゴやバケツがある場所知りませんか？
栗を拾いたいんですが、素手じゃ無理そうなので……」
そう言いながら、両手を見るデュース。
デュースの近くには
ｸﾞﾘﾑ「ふなぁあ……肉球に棘が刺さって痛いんだゾ…！！」
よほど痛かったのか
涙目になりながら地面に転がった栗を見つめるグリムがいた。
『…グリム、手見せて？』
グリムに近付き
手を見せてもらう。
『血は出てない。けど、この柔らかい肉球に刺さったら痛いよね。他は大丈夫だった？』
グリムの肉球は
ほんのりピンク色で、ツルッとしていて
大きな傷は特に何もなかった。
怪我を見るついでに、少しふにふにさせてもらう。
これは……クセになるやつだ。
天使の国は、鳥やペガサスくらいしか動物がいないから
新鮮。
ｸﾞﾘﾑ「…おめぇ、触りたいだけじゃねぇのか…？」
『それもある』
ｸﾞﾘﾑ「素直なんだゾ。
それよりA……オレ様の怪我を心配してくれるなんて…やっぱり天使なんだゾ！」
『…？天使族だからね』
ｸﾞﾘﾑ「そうじゃなくて＿＿＿＿」
言葉が難しいのか
頭を抱え出すグリム。
そんなグリムを抱き上げて
『僕、カゴやバケツがある場所知ってるよ。
着いてきて』
皆を、カゴやバケツがある場所…植物園まで案内する事に。
確か両方あったはず…だよね？
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リエ(プロフ) - 好きすぎてやばい…！夢主可愛くてやばい…！(語彙力)無理しない程度に更新頑張ってください！！！ (2020年11月25日 18時) (
レス) id: 78d0029f94 (このIDを非表示/違反報告)
hinano(プロフ) - ヤバイッ最高!!主様神!! (2020年11月19日 22時) (レス) id: 3cb11e3e75 (このIDを非表示/違反報告)
あみりぬ(プロフ) - kanameさん» ありがとうございます！そう言っていただけて凄く嬉しいです！！引き続き更新頑張ります！ (2020年11月19日 0時) (レス) id: 5901447b96 (このIDを非表示/違反報告)
あみりぬ(プロフ) - 乱数さん» "可愛らしい夢主くん"を頭に置いて書いてるのでそう言ってもらえて凄く嬉しいです…！！引き続き更新頑張ります！ (2020年11月18日 23時) (レス) id: 5901447b96 (このIDを非表示/違反報告)
あみりぬ(プロフ) - おれおさん» ありがとうございます！夢主くん可愛いと言ってもらえて凄く嬉しいです…！引き続き更新頑張ります！ (2020年11月18日 23時) (レス) id: 5901447b96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あみれお(元あみりぬ) x他1人 | 作成日時：2020年11月9日 1時
