愛され紅一点の物語③ (ページ11)

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探偵学園Q① Ⅲ ページ11

～場所に着く～

メグ「はぁ。」

キンタ「あれ？ここは？」

店員「左横の扉です。非常ボタンを押してください。」

キュウ「これ？」

～中に入る～

Ｑクラス『「おぉ！すごーい！(キョロキョロ)」』

キュウ「ここが団探偵事務所のミッション室か。」

メグ「すっごーい！家出したらここ泊まっちゃお！」

カズマ「みんな！」

団先生「Ｑクラスの諸君！ごきげんよう！今諸君らがいるその部屋は私がまだ駆け出しの頃事務所として使用していたところ。つまり、私の原点だ。今後その部屋は君たちの教室だと思ってくれ。今回その部屋をつ提供したのはある事件を調査してもらうためだ。」

Ｑクラス『「え？」』

団先生「１週間前、秋葉原の雑居ビルで女子高生の遺体が発見された。被害者の名前は岡田律子。高令嬢学園の３年生だ。死因は失血死。警察は殺人事件として調査したがすぐに行き詰まった。殺害現場となった部屋には鍵が残され、完全密室となっていたからだ。警察からの協力要請を受け、今回私は思い切って君たちを派遣することにした。それぞれの力を発揮して、事件を解決に導いて貰いたい。諸君らの検討を祈る。」

アン、キュウ『「密室殺人･･･。」』

キンタ「捜査だ、捜査！」

アン、キュウ『「ッ！」』

メグ「何ビビってんの？」

リュウ「事件当時部屋は内側から鍵がかけられ、この部屋に続くドアもしまっていた。」

キュウ「それってドアが二重に閉まっていたってことだよね。」

カズマ「そして、被害者のそばには部屋の鍵が。」

キンタ「でも誰がこの鍵保管してたんだ？」

アン『(ビクッ)』

キュウ「(コソッ)アン？」

アン『(コソッ)誰か来る･･･。』

カズマ「このビルを管理している不動産屋。そこで盗まれたみたい。」

キンタ「その鍵のコピー作れば密室じゃねぇじゃん。」

カズマ「それがIDカードがなければコピーできない特殊な鍵だったらしいよ。」

Ｑクラス『「ッ！」』

メグ「誰？」

カズマ「犯人は何度も現場に訪れるって言うよね。」

キンタ「なんだよ！なんだよ！」

キュウ「今こそキンタの出番だろ！」

アン『頑張って！』

キンタ「なんなんだ！」

男１「(ガチャ)」

キンタ「おりゃー！」

男１「いたたたたた！誰だ貴様！」

キンタ「お前こそ何者だ！？」

男１「警視庁の諸星だ！」

キンタ「け、刑事？」

アン『刑事だったんだ･･･。』