恋色サイダー (ページ47)

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思わず、ズッコケそうになった。

淫らなことを考えていた自分が恥ずかしい。

貴「…な、なんでって邪魔だから？」

ジェ「何でちょっと顔赤くなってるの。しかも疑問系って。笑
ちょっとさ、下ろしてみてよ。見たい！」

貴「嫌だ、絶対やだ。ブスだもん。」

じゃあ俺が外してあげる、なんてこっちにくる。

抵抗しようとしても、もう無駄。

ジェシーくんの手が髪の毛に触れた。

髪ゴムが外されるのを感じる。

ジェ「わ、今すごいイイ匂いしたんだけど。」

貴「シャンプーかな。こっち見ないで、恥ずかしい。」

ジェ「なにそれ。シャンプーとか、萌える。

ねぇ、何かストッパー外れちゃった。もう、いろいろ我慢できないんだけど。」

貴「え、なにが？」

ジェシーくんが、私の知らない顔をしている。

ジェ「お母さんに連絡して。今日は帰れないって。」

貴「え、なにするの？」

頭にはてなマークを浮かべていると、

いきなりソファーに押し倒される。

ジェ「お前を奪いたい。」

私はその日、ジェシーくんと初めての甘い夜を過ごした。

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