恋色サイダー (ページ42)

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一通り買い物を楽しむ。

ジェ「いっぱい歩いたね。疲れてない?」

貴「喉乾いた～。ちょっと座ろ!」

ジェ「その前に、飲み物買お。」

そう言って、2人で自販機の前までいく。

ジェ「Aちゃん。お財布しまって!
もういつも言ってるのに、何で出しちゃうの?」

うっ、見つかってしまった。

ジェシーくんは、絶対私にお財布を出させない。

優しいけど、毎回おごってもらう私の身にもなって欲しいなぁ。

申し訳なさすぎる。。

ジェ「どれがいい?」

貴「うーん、山ぶどうスカッシュ。」

ジェ「珍しいね。自販機に山ぶどうスカッシュあるの初めて見た。」

貴「私も! あんまりないよね。…ジェシーくんは何にするの?」

ジェ「俺はもう決まってる。というか、絶対これしかないでしょ。」

そう言って、押されたボタンは、

2人の甘酸っぱい思い出が詰まった、

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿恋のスコールだった。

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