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少し経って、エリカはやっと話始めた。
白「本当は嫌だった。せっかくまたやり直せると思ったのに。
でも、自分の好きな人に、好きな人がいたら応援するしかないじゃん。
しかも、もう両想いだもん。私が入る隙なんて、元からなかった。
A、私の分までジェシーと幸せにならなきゃ許さないからね!
泣かせたら速攻奪いに行くから、覚悟してなさいよ!」
それ、男同士が言うやつ! なんて、2人で思いっきり笑った。
白「ほら、まだジェシー残ってるかもよ。行って来たら?」
貴「ありがとう。私、エリカには絶対幸せになって欲しい。本当に、ありがとう!」
そうやって、教室をでる。
(ジェシーくん、まだ残ってますように。)
心の中で、そう願いながらジェシーくんのクラスの教室を覗く。
窓際に、背が高くて細身の影がひとつ。
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作者名：神咲みあゆ | 作成日時：2018年7月15日 14時
