+ 拾壱 × みやび + ページ12
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特進クラスの学級委員長就任を伝えられ ､ 理事長室で "旗印戦" について秘書の魔村さんに説明を受ける ｡
再び質問を問われ ､ ずっと違和感を感じていた武将と同じ彼等の名前について問い質した ｡
《 彼等は戦国武将のクローン 》
｢ 戦国武将のクローン ! ! ? ｣
衝撃的な発言の刹那 ､ 理事長室に清風が吹き込んだ ｡ 風と共に長い黒髪が舞い ､ 天使の如き微笑を浮かべた彼女は現れた ｡
｢ ご挨拶を申し上げます ｡ 特進クラスの副学級委員長を拝命致しました ､ 本郷桜子でございます ｣
《 丁度良い … 桜子くんも聞き給え 》
美しい所作の桜子さんに同性ながら見惚れていれば ､ やけに親しげな理事長は怪しげに笑みを浮かべた ｡
《 気にならんかね ? 現代に戦国武将が生まれたら誰が一番強いのか 》
｢ あの方々はこの事を知っていらっしゃるのですか ? ｣
《 奴等は自分が武将のクローンだとは気づいとらん 》
｢ ご存じない ! ? だとしたらそれはあまりにも … ｣
《 可哀想だとでも ? … ハハハ …… 笑止 ｡ これは奴等が望んでること ､ 戦国武将の血が戦を欲しておる 。
戦う為に生まれたクローン … そうこれはロマンだ 》
卑しく笑う理事長は異端に感じた ｡ 単なる興味本位で彼等を生かすことは結局理事長のエゴでしかないように思える ｡
彼等が戦国武将だと言うのなら ､ 桜子さんは …… ?
彼女は感情の喪った瞳で理事長を見つめていた ｡
《 おや桜子くん ､ どうかしたかね ? 》
｢ …… ｣
｢ 桜子さ ､ ｣
｢ 私は再び過ちを繰り返すことは致しませぬ … ゆえにあなたの思い通りに事を為すこともさせませぬ ｣
《 君に何が為せるというのかね ? 》
｢ 大切なものを救う為ならば私とて情けはかけない … すべてを断罪するつもりでいることを ｣
──── … ゆめゆめお忘れなきよう ｡
可憐な彼女からは想像出来ないような程に恐ろしい瞳をして ､ 美人であることも相俟って …
《 美少女の真顔は怖いねぇ 》
圧倒的な美と表情のコントラストとは恐ろしかった ｡ 彼等が戦国武将のクローンなら ､ 戦国の姫と同姓同名である桜子さんは ? 一体何者だと言うのでしょう ｡
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あめ??(プロフ) - 続きが見たいです！是非続編でもいいので、作っていただけると嬉しいです！ (5月7日 23時) (
レス) @page27 id: 3d269f0d91 (このIDを非表示/違反報告)
静波紅音 - これで終わりなんて寂しすぎます！！！続きが見たいです！！ (9月25日 9時) (レス) @page27 id: 664202b07f (このIDを非表示/違反報告)
SugaR?(プロフ) - とっても面白いはなしで大好きです！頑張ってください楽しみにしてます！！ (2022年10月2日 17時) (レス) @page11 id: 0fe5d9de4b (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - 面白いです！更新楽しみにしてます！ (2022年9月26日 21時) (レス) @page3 id: b848bb5ef6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：十日夜香耶 | 作成日時：2022年9月25日 0時
