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雨の日 ページ13
A「どうしよう…」
日曜日。
Aはお母さんのお使いで商店街まで来ていたが、帰りに雨に合い、雨宿りをしていた。
大野「明日香？」
するとそこへ、傘をさした大野がやって来た。
A「大野くん！」
大野「何やってるんだ？」
A「お母さんのおつかいしてたんだけど、急に雨降って来ちゃって…」
大野「それは災難だったな」
A「本当だよ…
大野くんは何処か行ってたの？」
大野「俺は杉山の家に」
A「そっか」
すると大野が傘を渡して来た。
A「え？」
大野「貸してやるよ」
A「でも大野くん…」
大野「俺ん家すぐそこなの知ってるだろ？
走って帰るよ」
A「そんなの、風邪ひいちゃうよ」
大野「これくらいで風邪なんかひかねぇって！じゃあな！」
A「あ！大野くん！
行っちゃった…」
大野はAに傘を貸すと、すたこらさっさと走って行った。
A「ありがとう。大野くん」
独り言のように呟いたAは、大野の傘をさして家へと帰った。
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(名前)雷夢(プロフ) - とてもいい作品ですね(*^^*)とっても続きが楽しみです 次の更新待ってます(*^^*) (2022年11月2日 3時) (
レス) @page17 id: cbb31ce313 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：淵柚子 | 作成日時：2021年5月28日 2時
