私の好きな人 (ページ2)

今日:9 hit、昨日:11 hit、合計:13,828 hit

みんなで富士山マラソン1 ページ2

戸川先生「えー皆さん。
新学期も始まり新しいスタートを切ることになりました。
何かを始めること。相応しいことであると先生は思います」

全ての始まりは、先生の一言から始まった。

戸川先生「そこで皆さん。新しい何かを挑戦すると言うことで、富士山マラソンをしてみるのはいかがでしょう」

その瞬間、教室がざわめいた。

杉山「富士山マラソン？」

大野「富士山に登るのか？」

はまじ「ほんとかよー」

ブー太郎「ブー」

まる子「えー！！富士山マラソン！？
そんなのできるわけないよ…」

たまえ「そうだよね…。歩いて登るのだけでも大変だもんね…」

A「うん…」

ざわざわざわ

戸川先生「かと言って、本当に富士山に登るわけではありませんよ！
富士山の高さの分、校庭を走るということです」

生徒1「なんだそういうことかー」

生徒2「びっくりしたー」

生徒3「そーだよなー」

小杉「おい、富士山の高さって何メートルだ？」

杉山「3776メートル。
お前、静岡県民の常識だぜ？」

戸川先生「そうですね。校庭の長さが1周200メートルですから、すなわち…」

丸尾「はい！
3776÷200＝18.88
ですので、校庭約19周ということになります！」

戸川先生「よくできましたね。
校庭19周走ると富士山と同じ高さになります。
大変かと思いますが、挑戦するということで、皆さん富士山マラソンやってみるのはいかがでしょう」

まる子「(え…。
まさか本当にする気じゃないだろうね…)」

生徒4「富士山と同じ高さか～」

生徒5「わくわくするな」

大野「面白そうだな」

杉山「だな」

生徒6「ドキドキするね～」

生徒7「一緒に走ろうね」

なんとまぁ驚いたことに、富士山マラソンをする方向で話しがまとまってしまった。
しかも10日でゴールするという目標を立てて。

まる子「えー！！本当にすることになっちゃったよ！！」

A「頑張ろうね！」

たまえ「うん！」

まる子「(ちょっとヤダよ。
この二人も既にやる気だよ…)」