27話 ページ28
〜マサル〜
高田の目線の先には、通話画面の開いた携帯があった。
慌てた俺らは、急いで車に3人を詰め込みホテルを後にした。
途中、戌亥さんに出くわし焦ったが車に追いつけるはずもなく無事に巻くことが出来た。
丑嶋を脅すため事務所を訪れるも、間抜けのからで誰もいなかった。
勿論金もなかった。
愛「まぁー！俺終わったわぁ.....！！」
マ「こうなったら、丑嶋直接襲いましょう！愛沢さんには銃があるじゃないですか！！」
愛「襲うってどこで！」
マ「っ！これに入ってるアプリで丑嶋の携帯のGPS検索したら楽勝っすよ！！」
愛「やるっきゃねぇ....！！」
車に戻り、GPSの後を辿った。
途中でGPSが途絶えたので車から降り、近くを探した。
すぐに丑嶋の姿は見つかり俺は奴の後を尾行した。
何やら店に入ってった丑嶋を見届け、車に戻り愛沢に報告した。
マ「誰かと会ってます！札束らしき物持ってました！」
愛「どうする！」
マ「いい考えがありますっ！裏に電源室がありました！そこで、ブレーカー落として丑嶋に電話をして、携帯の音と光を頼りに店に入って、そこで丑嶋をタコ殴りにして金奪いましょ！これなら顔バレしないし余裕っすよ！」
愛「あほか、あいつ携帯おっちまったんじゃないのかよ！」
マ「丑嶋は緊急時に備えて必ずスペアの携帯を持ってます！その番号は柄崎が知ってます！」
俺たちは後ろに乗せた柄崎に視線をやる。
鋭い目をした彼女と目が合った。
俺は、この計画を成功させて貴女を貰いたいんですっ！！
だから.....っ、だから！
失敗はできないんだっ！！！
自分の心を奮い立たせて拳銃を持ち、柄崎と共に電源室へ向かった。
マ「愛沢さん！ブレーカー落とします！」
携帯で連絡を取りながら計画を実行した。
電話越しから聞こえてくる悲鳴に鳥肌が立った。
次第に様子がおかしくなり、愛沢さんは応答しなくなった。
マ「おい柄崎どういうっ....！？あれっ！？」
振り向くと奴は居なかった。
あぁ.....、ダメだったのか......。
そう直感で悟った俺も、このままここに居てはいけないと思い逃げ出した。
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由良の門を - 社長こんなかっこよかったっけ？主人公ちゃんを大切にしてる感がめちゃ好きです♪頑張ってください！！ (11月5日 0時) (
レス) @page13 id: 2f071b2218 (このIDを非表示/違反報告)
翠晶(プロフ) - しおらんさん» 読んでいただきありがとうございます...！頑張りますので最後までお付き合い頂けますと幸いです！ (2022年4月17日 6時) (レス) id: 4b3f971a43 (このIDを非表示/違反報告)
しおらん(プロフ) - 凄く好きです！マサルも…好きすぎる…。完結まで頑張ってください！！ (2022年3月23日 22時) (レス) @page31 id: d42d8a020d (このIDを非表示/違反報告)
翠晶(プロフ) - めいさん» ありがとうございます！！ゆっくりの更新ですがちゃんと完結できるよう頑張りますので最後までお付き合い頂けると幸いです！！ (2021年8月31日 13時) (レス) id: 4b3f971a43 (このIDを非表示/違反報告)
めい(プロフ) - 好きな作品で読んでいてすごく面白く続きが気になります。更新頑張ってください (2021年8月30日 21時) (レス) id: e56d417d92 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翠晶 | 作成日時：2021年1月8日 21時
