7話_ニュート ページ8
エラとの再会を果たし、嬉しい気持ちと嫌われてしまった事実を突きつけられ肩を落とした。
ゴールドスタインさんはそんな僕のことなどお構いなしに例のマグルの元へと僕を急かした。
途中、見覚えのある魔法動物に出会い悟った。
トランクから逃げ出した子がいることに。
もちろん、隣を歩く彼女に悟られるわけには行かない。
さらに、街中はガス爆発騒ぎで人が溢れかえっていた。
僕はこっそり彼女の元を離れ、例のマグルの部屋に向かう。
マグルの男性は倒れ込んでいる。
首には噛まれた後。
マートラップの仕業だな。
そして、荒れ果てた部屋。
一体、何匹逃げ出したかが心配だ。
すぐにゴールドスタインさんには見つかり、マグルの彼と一緒に連れて行かれることになった。
エラにまた会えるのは嬉しいが、魔法動物が逃げ出しているから早く捕まえたい思いが強い。
彼女のアパートに着く。
暖炉では洗濯物が乾かされている。
女性らしいアンティーク家具の揃った部屋に落ち着かず周りを見渡した。
ク「ティナ....。殿方を連れてきたの？」
ティ「紹介するわ。私の妹よ。」
ゴールドスタインさんが2人になった。
ティ「服を着たら？クイニー。」
ク「あらっ、そうね。」
彼女は魔法で洋服を身につける。
その間、僕は窓の外に目を向けた。
ク「それで？どう言う方？」
ティ「彼はスキャマンダーさん。重大な国際秘密保持法違反を犯したの。」
ク「犯罪者ってこと？」
ティ「そう。しかも、エラの同級生だったらしいわ。」
ク「エラのっ？まぁ！彼女ったら自分の話はあまりしないの。是非聞かせてね。」
ティ「あ、そうだわ。今日エラがうちに来てくれるの。」
ク「そうなの？やった！美味しいご飯作らなきゃね！」
ティ「後、コワロスキーさん。ノーマジよ。」
ク「ノーマジ！？ティナ、貴女どういうつもり？」
ティ「彼、具合悪いの。」
そんな2人の会話を聞き流しながら、エラが来るのを今か今かと待ち侘びた。
ティ「スキャマンダーさんがあるものをなくして、探すのを手伝わなきゃ。」
意味ありげな視線を僕に送ってる。
どう答えて欲しいのかはわからないため、口はつぐんだ。
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翠晶(プロフ) - さらさん» はじめまして！お読みいただきありがとうございます(´∀｀)完結を目指して頑張ります！最後までお付き合いいただけると幸いです！！ (2月13日 8時) (
レス) id: f9746187d0 (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして！！このお話めっちゃ大好きです！！もうニュート格好良いです！！完結まで、応援してます！！続きも楽しみにしてます！！更新頑張って下さいね！！ (2月10日 23時) (レス) @page17 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翠晶 | 作成日時：2024年2月3日 22時
