18話_ティナ ページ19
彼らは事情がわからず驚いた表情を浮かべていた。
「スキャマンダー？」
ニュ「大臣。」
スキャマンダーの名前が上がると、周りからは英雄のテセウススキャマンダーであるのかといった声が上がった。
大臣「何故ニューヨークへ？」
ニュ「パフスケインを買いに...。」
大臣「本当は何しに？彼女まで巻き込んで。」
突然話題に上がったエラは、バツの悪そうな表情を隠す様に俯いた。
ピ「ゴールドスタイン。もう1人は？」
ティ「コワロスキーさんです。彼はノーマジです。動物に噛まれ...。」
ノーマジであることがさらに周りをざわつかせてしまった。
スキャマンダーさんは、例の死人の映像に驚嘆した。
「あなたの動物の仕業でしょう？」
1人が彼に問いかけた。
ニュ「動物じゃない。お分かりのはずです。あの印。オブスキュラスです。」
ピ「このアメリカにオブスキュラスを生む者はいません。トランクをを没収して。」
議員の名にグレイブス長官がいち早くトランクを取り寄せた。
ニュ「待って、動物を返して！」
スキャマンダーさんは杖を抜こうとするが長官によって阻止されてしまう。
『待ってください！やめてっ！！』
そんな彼を庇おうと前に出るエラ。
見たこともないような悲痛な表情に私の胸は握りつぶされそうになった。
ピ「逮捕しなさい。」
私たち4人は膝まづかされる。
ニュ「動物を傷つけないで...。その子達は危険じゃない！」
ピ「我々が判断します。牢へ連行して。」
グ「議長。エラの処分については私に一任していただけないでしょうか？彼女が逃亡を手助けしたか、直属に聞き出したい。」
ぎらりと光る彼の目に射抜かれたエラが、息を呑む音が聞こえた。
ニュ「待ってくれ、エラは手助けなんてしてない！彼女は無関係だ！！やめてくれって！！」
スキャマンダーさんの今までにないほどの取り乱す姿にエラは優しく微笑みかけた。
まるで最後の別れの様に。
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翠晶(プロフ) - さらさん» はじめまして！お読みいただきありがとうございます(´∀｀)完結を目指して頑張ります！最後までお付き合いいただけると幸いです！！ (2月13日 8時) (
レス) id: f9746187d0 (このIDを非表示/違反報告)
さら - はじめまして！！このお話めっちゃ大好きです！！もうニュート格好良いです！！完結まで、応援してます！！続きも楽しみにしてます！！更新頑張って下さいね！！ (2月10日 23時) (レス) @page17 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翠晶 | 作成日時：2024年2月3日 22時
