四十二話〜リクエスト〜 ページ44
その日から、浬が大阪に出張する日まではあっという間だった。
その日からの二日間、私はオペに出ずっぱりだった....。
今日も朝一でオペをていた私はフラフラの足で執務室へ向かった。
小「お、あみ先生お疲れ様〜！ごめんね、オペばっかりでー！」
今日はやけに小石川先生の声が頭に響く。
私「いいえー。いつも天堂くんに頼っていたんだなぁお痛感してます....。」
私はフラフラと自分の席に座る。
浬....、今頃若林先生と一緒なのかなぁ.....。
あー、やだな...。
全てが憂鬱だぁぁ.....。
コン
頭に冷たい何かが当たった気がした。
来「お疲れ様、オペありがとうね。」
そう言いながら私の大好きなカフェオレを差し出してくれる。
私「ありがとう〜....！！糖分が欲しかったのぉ！！」
私は紙パックのカフェオレに勢いよくストローを刺し一気に飲み干す。
来「顔色悪いな？疲れが出たか？」
私「まぁ、疲れたけどこのぐらい大丈夫よ。それに今日は浬帰ってくるし...！」
昨日浬から、多分今日の午後には帰れるってメールが来ていたのを思い出したつい笑みが溢れる。
小「あれ、あみ先生やっと天堂先生とつきあえたの？」
私「あっ...、えぇ、まぁ。」
隠していたの忘れてた....！
小「そうか、それは良かった！うんうん！」
何故かうなづきながら執務室を出て行く小石川先生を私と来生くんは不思議に思いながらその背中を見送った。
そんな私を突然めまいが襲った。
私「っ....！」
来「あみ？大丈夫か？」
私の異変に気がついた来生くんが素早く駆け寄って私の顔を覗き込んだ。
私「ははっ、大丈夫っ！ちょっと目眩がしただけよ。」
すぐに治ったのできっと疲れただけだ。
来「....そうか？」
心配そうに私を見てくる来生くん。
天「何してる。」
来「お、天堂。おかえりー。」
私「おかえり！」
当然後ろに現れた浬に驚きながらも手を振った。
若「お疲れ様で〜す。」
その後ろから若林先生が顔を出した。
あ、そっか、そうだよね。
そりゃ一緒に帰ってくるよね...。
私「お疲れ様です。」
来生くんも作ったような笑みで若林先生に話しかけている。
私「ごめん、外来行ってくるね！」
私はこの場にいたくなくて2人の間を急ぎ足で通り抜けた。
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翠晶(プロフ) - ayaさん» ありがとうございます！！ (2020年3月11日 20時) (
レス) id: 4b3f971a43 (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - 翠晶さん» とても素敵なお話でした…!! ありがとうございました！ これからも作品、応援してます！ (2020年3月9日 1時) (レス) id: 12651b5551 (このIDを非表示/違反報告)
翠晶(プロフ) - ayaさん» 最後の一話分だけアップが遅くなってしまい申し訳ありません！！お気に召して頂ければ幸いです！今後ともよろしくお願いします！ (2020年3月8日 22時) (レス) id: 4b3f971a43 (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - 翠晶さん» ありがとうございます！！！ とても素敵なお話…。感謝です！！ (2020年3月7日 23時) (レス) id: 12651b5551 (このIDを非表示/違反報告)
翠晶(プロフ) - ayaさん» いつも読んでいただきありがとうございます！！リクエスト承知しました！！明日には載せられると思いますので是非読んでください^_^ (2020年3月7日 21時) (レス) id: 4b3f971a43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翠晶 | 作成日時：2020年2月15日 21時
