十五話 ページ16
天堂くんの爆弾発言を受け執務室は数秒間時が止まった様だった。
佐「えぇぇえ！！？て、せ、先生あみ先生とおっ、お付き合いされてたんですかっ！！？」
あわあわとパニクっている佐倉さん。
天堂くんと来生くんはただならぬ空気を目から出しているし。
私「わっ、私は！誰とも付き合ってないし、デートもしません！！」
執務室から一刻も早く抜け出したくて私は声を荒げてしまった。
みんなの視線が集まり耐えられなくなり執務室を出た。
私「はぁぁぁ〜.....、何やってんだ私....。」
二人とも私で遊んでる？？
それとも本気なの？？
色んな疑問が浮かび上がってきたが頭から振り払うため屋上へ足を運んだ。
私「あれ？神田さん...？」
屋上のベンチでポツンと一人座っている青年。
神「あっ、確か....？？」
名前が出てこないのだろう必死に思い出そうとしてくれている。
私「冬野です、天堂先生の同期です。隣いい？」
神「もちろん、どうぞ！」
私「一人で何してたの？」
神「実は...、好きな子の事考えてました。」
えへへと照れた様に笑う彼。
私「へぇ！どんな子なの？」
神「何か、太陽みたいな子です。俺には勿体ないくらいに素敵な...。退院したらデートに誘いたいなぁと思ってて。」
私には彼女の話をする神田さんこそ太陽に見えた。
私「素敵...！いいと思う！！先生も応援する！」
神「プッ....、佐倉さんにも同じ様な事言われました。」
クスクスと笑う神田さん。
神「先生も頑張ってくださいね！...あ、そろそろ病室戻らないと怒られるんで！」
そう言い残しスタスタと病室へ帰っていった。
彼の頑張ってくださいの本意は分からないが元気が出た。
深呼吸をして私は外来へ向かう事へした。
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翠晶(プロフ) - ayaさん» ありがとうございます！！ (2020年3月11日 20時) (
レス) id: 4b3f971a43 (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - 翠晶さん» とても素敵なお話でした…!! ありがとうございました！ これからも作品、応援してます！ (2020年3月9日 1時) (レス) id: 12651b5551 (このIDを非表示/違反報告)
翠晶(プロフ) - ayaさん» 最後の一話分だけアップが遅くなってしまい申し訳ありません！！お気に召して頂ければ幸いです！今後ともよろしくお願いします！ (2020年3月8日 22時) (レス) id: 4b3f971a43 (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - 翠晶さん» ありがとうございます！！！ とても素敵なお話…。感謝です！！ (2020年3月7日 23時) (レス) id: 12651b5551 (このIDを非表示/違反報告)
翠晶(プロフ) - ayaさん» いつも読んでいただきありがとうございます！！リクエスト承知しました！！明日には載せられると思いますので是非読んでください^_^ (2020年3月7日 21時) (レス) id: 4b3f971a43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翠晶 | 作成日時：2020年2月15日 21時
