十二話 ページ13
酒井さんはとても気がきくし、洞察力もあるし注射の腕も中々。
こりゃ皆んながスカウトするわけだぁ..... 。
私「いつもより早く終わったわ、ありがとう酒井さん。」
酒「いえいえ。あみ先生の患者さんへの対応流石です。」
褒められてなんだか照れてしまった。
私「ありがとうね。」
酒「....、先生は天堂先生が好きなんですか？」
私「えっ！？」
唐突な質問に少し大きな声を出してしまった。
私「どっ、どうしたの急に....？」
酒「佐倉さんを除いた看護師の中では噂になっていたので。」
噂って.....、怖い。
私「どんな噂かは分からないけど、間違ってはいない....かな。」
酒「じゃあ、天堂先生も.....、なるほど。」
一人で頷いている酒井さん。
私「.....ん？」
酒「あっ、いえなんでも！」
私「あのっ、佐倉さんには秘密で....。」
酒「大丈夫です。言いません。それに、私は佐倉さんと天堂先生がどうにかなるなんて思ってませんから。」
私「え、そうなの？」
酒「はい、私はあみ先生の事応援してますから。」
優しく微笑む酒井さんに少し驚いた。
私はどう返事をしたらいいのか分からずいた。
そこに天堂先生の怒鳴り声が聞こえた。
私「何事....？」
私達は急いでナースステーションへ向かった。
天「お前のアホくさいミスのせいで10分もロスしてんだ！」
佐「すいません！急いで...っ。」
天「もういい。」
天堂くんの視線がこっちへ向いた。
天「あみ、酒井借りていいか？」
私「え、いいわよ...。」
私は隣の酒井さんを確認する。
視線に気づいた彼女も頷く。
天「行くぞ。」
酒「はいっ。」
二人は外来へ向かった。
佐「すみませんでした！」
佐倉さんが頭を深く下げる。
私「佐倉さん、大丈夫？」
佐「はい...、すみません。ご迷惑おかけして...。」
根「さ、感染対策室へ早くいってらっしゃい。」
優しく佐倉さんの肩へ手を置く根岸さん。
感染対策室って事は....。
私「もしかて針を...？」
根岸さんは静かに頷いた。
それは私でも怒るかも....と思ったのは秘密だ。
グルルル....。
あ、お腹すいた。
そういえば朝ごはん食べてなかったわ.....。
売店に行こう。
足早で向かった。
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翠晶(プロフ) - ayaさん» ありがとうございます！！ (2020年3月11日 20時) (
レス) id: 4b3f971a43 (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - 翠晶さん» とても素敵なお話でした…!! ありがとうございました！ これからも作品、応援してます！ (2020年3月9日 1時) (レス) id: 12651b5551 (このIDを非表示/違反報告)
翠晶(プロフ) - ayaさん» 最後の一話分だけアップが遅くなってしまい申し訳ありません！！お気に召して頂ければ幸いです！今後ともよろしくお願いします！ (2020年3月8日 22時) (レス) id: 4b3f971a43 (このIDを非表示/違反報告)
aya(プロフ) - 翠晶さん» ありがとうございます！！！ とても素敵なお話…。感謝です！！ (2020年3月7日 23時) (レス) id: 12651b5551 (このIDを非表示/違反報告)
翠晶(プロフ) - ayaさん» いつも読んでいただきありがとうございます！！リクエスト承知しました！！明日には載せられると思いますので是非読んでください^_^ (2020年3月7日 21時) (レス) id: 4b3f971a43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：翠晶 | 作成日時：2020年2月15日 21時
