番外編12 ページ18
女「はぁ?何もう一回かけてほしいの?」
「喋ってると口に入るよ」
そう言って私は座っていたリーダー格の女子の頭からバケツや水をかけた
女「きゃああ!!!」
女「え、ちょっと...」
「大人数でしか行動できなくて、こんないじめみたいな事しかできないなんて」
リーダー格の女子が水をかぶって他の女子達は唖然としている
「私が見た目でブスって言われるなら、あんた達は性格ブスね」
「性格ブスは治んないわよ、可哀想に」
女「ってめぇ!!」
七「何やってんだ!!!」
女子の1人が私に向かってきた時、七尾くんの声がした気がした。
「...え、七尾、くん」
七「何やってんだよ!1人に寄ってたかって!」
女「太一っ、ちょっと!行こ行こ」
女「待ってよ!」
七尾くんの登場により、女子達はすぐに退散した。
七「大丈夫?Aちゃん」
「うん、大丈夫...くしゅ!」
少しあったかくなったとは言えまだ長袖の時期だ。
水をかぶってあったかいわけない。
「ありがとう、七尾くん」
あの時は、ほとんど勢いに任せてあんなことしちゃったけど、七尾くんが来てくれなかったらどうなつていたことか...
七「保健室寄って帰らなくていいスか?」
「うん、大丈夫。それよりも七尾くんに聞いてほしい事があるの」
七「?」
「その前に、ちょっとお手洗い行ってきていいかな」
七「あ、はい、じゃあ待ってるっス」
七尾くんには荷物を置いてる私達の教室で待ってもらって私はトイレで化粧を落としてくる事にした
* * * * * * * * *
「お待たせしました」
七「全然大丈夫っ...花、ちゃん?え!え⁉」
「いつもはね、化粧をしていただけなの」
「本当は、花なんて妹居なくて、七尾くんの劇団のイベントには私と舞で行ってたの。」
「そこで七尾くんと会って、次の日ってなって」
"とっさに嘘ついちゃって、今までごめんね"
七「じゃあ今まで、花ちゃんとして会ってたのは...」
「私だよ、ごめんね」
七「え⁉待って!じゃあアレも、あの時も、公園に呼び出した時も」
「あの時、本当のこと言おうとしたんだけど...ちょっと言いづらくて」
苦笑いで言うと七尾くんの顔は真っ赤になっていく
73人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
キララ(プロフ) - カリンさん» 何度もコメントしてくださって本当に嬉しかったです!ありがどうございました( ; ; )またお会いできればと思います!! (2018年8月14日 9時) (レス) id: c93c578b7d (このIDを非表示/違反報告)
カリン(プロフ) - 何度もコメント失礼します!完結おめでとうございます!最後まで楽しく読ませていただきました!本当にお疲れ様でした! (2018年8月13日 11時) (レス) id: a8307d2252 (このIDを非表示/違反報告)
キララ(プロフ) - カリンさん» ありがとうございます!更新頑張りますね(><) (2018年5月25日 21時) (レス) id: c93c578b7d (このIDを非表示/違反報告)
カリン(プロフ) - またまたコメント失礼します!やった!待ってました!!お勉強も大変だとは思いますが更新頑張ってください! (2018年5月23日 21時) (レス) id: a8307d2252 (このIDを非表示/違反報告)
キララ(プロフ) - カリンさん» ありがとうございます!月曜日にテストが終わるのでそれから更新します!( ; ; ) (2018年5月20日 9時) (レス) id: c93c578b7d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:キララ x他1人 | 作成日時:2018年5月12日 0時