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番外編7 ページ13

「お、男の子なの...?」


幸「はあ?今更?」



七「気付いてなかったんスね...」

「だって七尾くんが幸ちゃんって呼んでたし...幸ちゃん可愛いから...」



幸「ま、ありがと。でも俺男だよ」

そういって幸ちゃんはニヤッとして顔を近づけてきた


「わっ!」

やっぱり近くで見てもまつげ長いしお肌もキレー...男の子だなんて信じられない...



七「わ!近いって!離れるんス!」


幸ちゃんの顔に見とれていると七尾くんに引き離された。



幸「いちゃつかなくていいからAは早く部屋にきてよ」


「あ!そうだった、ごめんね七尾くん。ちょっといってくる!」



七「え!ちょっと...」



七尾くんが言い終える前に幸ちゃんと部屋を出ていってしまった。


まあ、また後で戻るしいっか...








幸「で、話なんだけど」


「ゔっ!」


部屋に入るなり両頬をむにゅっとつままれた。




幸「何これ?万里に言われてまさかとは思ってたけど」


「な、なんでしょう...」



摂津さんが言ってたなんて、きっとロクなことじゃないんだろう。



幸「化粧してんの?あと、口にも何か入れてる」


「...!!!」



ほら、やっぱりロクなことじゃない。




* * * * * * * * *

「いやだ!」

幸「うるさい!大人しくしろって!」



「やー!」


化粧のことがバレた10分前、

化粧を落とせと言われて10分。



NOを示した私に幸ちゃんは無理矢理落とそうとしてきた。



幸「っと」

「わ!力強いって!」


幸「こうでもしないと大人しくしないでしょ」


私の腕を片手で掴み、もう片方の手には化粧落としのついたコットンを持っている。



「うわ...!」

それを容赦なく私の顔に押し付けた



もしずれて目に入ったらどうするの!


幸「よし、大人しくしててよ」


「......」


もう化粧は落ちている部分がでてきたわけだし、



幸「〜♪〜〜♪」


なんだか幸ちゃんはご機嫌で鼻歌まで歌ってる




幸「あ、あとで口の中に入れてるやつも取ってよね」



「………はい。」




幸ちゃんには敵わないなと思い、私は諦めた。

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設定タグ:七尾太一 , A3! , エースリー!   
作品ジャンル:恋愛
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キララ(プロフ) - カリンさん» 何度もコメントしてくださって本当に嬉しかったです!ありがどうございました( ; ; )またお会いできればと思います!! (2018年8月14日 9時) (レス) id: c93c578b7d (このIDを非表示/違反報告)
カリン(プロフ) - 何度もコメント失礼します!完結おめでとうございます!最後まで楽しく読ませていただきました!本当にお疲れ様でした! (2018年8月13日 11時) (レス) id: a8307d2252 (このIDを非表示/違反報告)
キララ(プロフ) - カリンさん» ありがとうございます!更新頑張りますね(><) (2018年5月25日 21時) (レス) id: c93c578b7d (このIDを非表示/違反報告)
カリン(プロフ) - またまたコメント失礼します!やった!待ってました!!お勉強も大変だとは思いますが更新頑張ってください! (2018年5月23日 21時) (レス) id: a8307d2252 (このIDを非表示/違反報告)
キララ(プロフ) - カリンさん» ありがとうございます!月曜日にテストが終わるのでそれから更新します!( ; ; ) (2018年5月20日 9時) (レス) id: c93c578b7d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:キララ x他1人 | 作成日時:2018年5月12日 0時

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