【ハイキュー】二年のバカですごい人。【男主】

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「布団」


「麗どうした」


「わしは布団のうちで生きて死ぬ……」


「どこぞの某文豪漫画の引きこもりかよ」


「そんなマイナーなところ言ってもわかんないよ賢二郎」


「生き返った」






にしても大学の布団はあかんね。ふわふわしてないわ。これはダメだわ。







あとさっきの賢二郎ので誰かわかった人、挙手！……まあそうですよねー誰に言ってんだ俺。






ごろりと寝返りをうって聞いてみる。






「先輩達がまだ帰ってきてないから聞くけどさぁ、賢二郎と太一は枕投げすんの？体力そんなあるわけ？化け物なの？」


「それはさらっと先輩達を化け物って言ってるってことでいいんだよな？」


「牛島先輩は言わずもがな、天童先輩とか山形先輩とかどんだけ体力底なしなんだよ……俺がモヤシなだけかよぉそうかよぉ……好きでモヤシなわけじゃないんだよぉぉぉ……！」


「疲れてると麗のキャラ安定しないな」






うん、俺もそう思う。(思っちゃいけない)







ああもう眠いよ。寝ていいかな。岸谷麗は深い眠りに落ちましたってテロップ出して寝ていいかな。







だが俺は知っている……ここで寝る運命ではないと！！







……何寝ることが運命なんだよカッコつけすぎだろう。あとテロップどうやって出すんだよ。具現化させろってか、俺霊能力者じゃねえ。







あとここで寝たら明日の朝が不安だから寝ない！去年一番に寝た牛島先輩が三年生に落書きされてたところを見ちゃったから寝ない！







寝たら死ぬ。以上！

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