【ハイキュー】二年のバカですごい人。【男主】

・ ページ29

「スコーンマジうまうま」


「死語を感じた」


「……まだ生きてるんじゃないの？コレ」


「てか麗、スコーンだけで昼飯終わるなよ。バテるぞ」


「モヤシだからな」


「ねえ賢二郎モヤシっていうのやめてもらえない？傷つくんだけど」


「だが断る？」


「好きだなソレ！あと賢二郎首傾げるなあざといんだよ女装しとけ」


「イヤだ」





昼食、食堂である。







人が多い、酔ってまう、なんて思うけど二人も人混み嫌いだから上手く人のいないところを探してくれる。お父さんとお母さんだ、やっさしー。





まあ人いないとこ探しても意味ないけど。だっておまえら顔いいんだもん！クソが！







「英太先輩以外のイケメンは滅んでもいいと思うんだ。……私服ダサいけど」


「おまえ唐突にどうした」


「あ、いや……別に何もナイヨ！」


「ダウト」






もとはといえばおまえらだろうが。イケメンマジで滅べ、かっこ英太先輩のぞくかっことじ。







「そういえば麗って顔美形なのにモテないよな」


「そりゃそうだよ太一」


「戦闘狂で人間に興味がないとか言ってる人と付き合いたいなんていう人の気がしれない」


「わお、賢二郎辛辣」








賢ちゃんは俺になんの恨みがあるのだろうか。……この呼び方？変える気さらさらないよ？かわいいじゃん。





……男にかわいさ求めても意味なかった。女も俺には需要ないけど。

・→←7 束の間の休息

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す