▲作戦実行の時間 ページ8
ーAsideー
「───…でさ、なんで僕の名前知ってたの？」
『ん？あぁ、説明いたしましょう！！………単刀直入に言うと、青いから』
「「青い？」」
私が「それ」と頭のあたりを指で示すと、納得した様子の2人。
「……いや…うん、ね？それはわかったんだけど…いつ知る機会があったの⁇」
……あーー！！私ってば何肝心なとこ忘れてんの！
『なんか昨日おっさんとぶつかって、その人の持ってた資料落としちゃってさ。それで渚が青くて目立ってたから、死ぬ気で名前覚えてやったんだ！』
「…あ、ありがとう？」←
「えーっ、じゃあそのぶつかった人って椚ヶ丘の関係者なんじゃないかなぁ？」
『椚ヶ丘ぁ？』
私が隣のテーブル席に座っている人に二度見されるような間抜けな声で言うと、
「あ、紹介してなかったね。僕達、ここから近い学校なんだけど、“椚ヶ丘中学校”ってとこに通ってるんだ」
…え、椚ヶ丘中学校って…私立の？
『……………めっちゃ頭いいんじゃん……』
「あ、あはは…嬉しいんだけど…僕のクラス、落ちこぼれの入るクラスで“エンドのE組”って呼ばれるくらいなんだ……」
『何それ？区別？』
「…言うなら“差別”だと思うな」←
『あ、そっか。………』
「「『……………………』」」
「………もう、帰ろっか。」
『そうだね。プリンも食べ終わったし』
「話すことも無くなったし」
…………あ、一個いい忘れちゃった。
『私、その椚丘とやらに行くかもー！！！
じゃあねー、バイバーイ！！』
「「……………………………え？」」
(っていうか椚丘じゃなくて椚
(たしかに……)
・
『ってことでお母さん！！私は一目惚れをしたの！だから椚丘ってとこに転校する！！』
私は夕飯を口に運びながらお母さんに講義を続ける。
「一目惚れって…あんた、あの子達は元から友達だったんじゃないの？」
『……？何言ってるの？私は(学校に)一目惚れしたの！』
もう全く〜、訳わかんないこと言うなぁ〜…
……………………なーんて、
「…あの子達との知り合いを紹介されたって訳？」
『そう！！！まさにそれ！！！私はやぁっと！大好き(な学校)を見つけたの！！』
「…じゃあいいわ。転入手続きはしておくからね」
『はぁーい！』
……全部計画の内、なんだけどね♪
フッフッフッフッ…←
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モフ(プロフ) - 最月さん» コメントありがとうございます！楽しんで頂けて何よりです！これからも更新頑張らせていただきますね！ (2018年5月1日 22時) (
レス) id: 4cc7b29b4f (このIDを非表示/違反報告)
最月 - 笑い要素があって楽しく読ませていただいています！これからどうなって行くか展開が楽しみです(*≧∀≦*)更新頑張ってください！ (2018年5月1日 22時) (レス) id: 4fc9ea8abc (このIDを非表示/違反報告)
eye(プロフ) - あっぷる。。さん» コメントありがとうございます！嬉しい限りです！！勉強などで更新が亀さんになってしまうことがあると思いますがこれからもよろしくお願いします！ (2017年12月29日 14時) (レス) id: 4cc54018e6 (このIDを非表示/違反報告)
あっぷる。。(プロフ) - 凄く面白いです！面白すぎて、評価とお気に入り登録しちゃいました←これからも応援してます。頑張って下さい(*^^*) (2017年12月29日 14時) (レス) id: 677506d160 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モフ&eye x他1人 | 作成日時：2017年12月13日 16時
