▲家族の時間 ページ2
ーAsideー
「Aっ！！！いつまで寝てるの！？いい加減起きなさい！」
はい。現在、私の部屋に現れたのは、マイ・マミーでございます。
しかしながらこちらのマイ・マミー、昨日から非常に機嫌が悪い。
なぜか？…………私が、
「実況はいいから、さっさと起きなさい！！！」
『ちぇっ、今私の秘密を知れる大大だーーいチャンスだったっていうのにね！』
「秘密って…昨日の気持ち悪いやつ？
やめてよ、アンタのせいで“アホの子の親”って呼ばれる私の気持ちがわかる？」
“気持ち悪いやつ”？
何それ？
………ん？気持ち悪いやつって……
『んなあぁぁあああ！！？？
もう…マイ・マミーは今日も不機嫌です。チャンチャン☆』
「もうやめて………ホント手に負えないから…」
私が超絶可愛くウィンクして言うと、いつものセリフを呆れ気味に言われてしまった。
『もう…早く職場に行った方がいいんじゃないですか？せ・ん・せ・い？？』
……なーんて私が言うと、嫌なところを突かれてしまったからか、さっきとは打って変わって、怒り口調で口を開いた。
「それ以上生意気な口利いてると、今学期の通知表全部最低評価つけとくから」
『んなっ、それはいけません！一ノ瀬先生！！』
「いい加減にしなさい！！！遅刻したら許さないからね、一ノ瀬さん！」
『はぁーい行ってらっしゃあい…』
まぁ、マイ・マミーである担任になんと言われましても行く気なんて毛頭無いんだけどね。
……………………………………
…………………………
………………
キーンコーンカーンコーン……
と、割と近い私の通う中学校のチャイムが家までしっかりと聞こえてきた。
『…………よし。』
今日は学校サボって………うーーーん……
街をぶらぶらでもしよう。うんきっとそれがいい。
ガチャリと玄関の扉を開いて、外の空気を吸い込むものの……。
『…うん、ダメだ。これじゃただのサボりに見えかねない』※ただのサボりです。
あくまでも、“病人”を装って街をふらつこうと思っていたのに、肝心のマスクが無いとサボりに見えてしまう。
そんな名案を叩き出した私は、家の中へUターン。
そしてマスクを持ち出して、スキップで外に出た。
…………あくまでも病人を装って。←
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 15人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
モフ(プロフ) - 最月さん» コメントありがとうございます！楽しんで頂けて何よりです！これからも更新頑張らせていただきますね！ (2018年5月1日 22時) (
レス) id: 4cc7b29b4f (このIDを非表示/違反報告)
最月 - 笑い要素があって楽しく読ませていただいています！これからどうなって行くか展開が楽しみです(*≧∀≦*)更新頑張ってください！ (2018年5月1日 22時) (レス) id: 4fc9ea8abc (このIDを非表示/違反報告)
eye(プロフ) - あっぷる。。さん» コメントありがとうございます！嬉しい限りです！！勉強などで更新が亀さんになってしまうことがあると思いますがこれからもよろしくお願いします！ (2017年12月29日 14時) (レス) id: 4cc54018e6 (このIDを非表示/違反報告)
あっぷる。。(プロフ) - 凄く面白いです！面白すぎて、評価とお気に入り登録しちゃいました←これからも応援してます。頑張って下さい(*^^*) (2017年12月29日 14時) (レス) id: 677506d160 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：モフ&eye x他1人 | 作成日時：2017年12月13日 16時
