出会い13 ページ15
・
湯婆婆｢あんた達は戻りな！お客様を待たせてるよ！！｣
皆、湯屋の中に入っていく。
まさに、鶴の一声。
湯婆婆｢ここで話すのもなんだ、あたしの部屋に来るんだ。｣
・
・
湯婆婆｢それで？また人間を連れてきたのかい？ハク。千尋で終いじゃなかったのかい｣
ハク｢湯婆婆様。彼女は千尋の娘です。｣
湯婆婆｢ほお。あの子の娘かい。｣
そう言ってこちらを向く湯婆婆様。
湯婆婆｢ほんとにあの子の娘なのかい？｣
ハク｢はい。髪留めを見たら一目瞭然でしょう。｣
湯婆婆｢…………｣
千鶴｢あの、ここで働かせてください！！｣
湯婆婆｢言うセリフまで一緒なのかい、憎たらしいね。まあいいさ、雇ってやろう。｣
千鶴｢え？｣
湯婆婆｢なんだい、働きたくないのかい。ならいいんだ。とっとと豚か石炭に変えちまえばいいだけだからね。｣
千鶴｢いいえ！ありがとうございます!!!!!!｣
よかった。
おっかないし、ここでの生活は不安だけど、何とかやっていけそうだ。
ハク｢……………｣
湯婆婆｢ただし、雇うにも条件があるよ。｣
千鶴｢条件とは、なんですか｣
雇わせてもらう身だ。できる限りの要望は聞かないと。
湯婆婆｢遊女をやってもらう。これが条件だ。｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 235人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しろねこ - テストお疲れ様です！更新応援してます！！ (2014年12月7日 21時) (
レス) id: 30b74e9dd4 (このIDを非表示/違反報告)
龍夢 - とても面白いです！頑張れ！(・ｃ_,・。) (2014年12月1日 16時) (レス) id: 1bbb6f507a (このIDを非表示/違反報告)
sayano - いつも見てます！！！続編も頑張ってください！┗(↑o↑)┛＜ｴｩﾝｪｩｩｩｩｩﾝ← (2014年11月30日 12時) (レス) id: 0daa562925 (このIDを非表示/違反報告)
なぎ(プロフ) - 続編おめでとうございます！この作品大好きです！これからも更新頑張ってください！応援してます。 (2014年11月30日 12時) (レス) id: 198533fce1 (このIDを非表示/違反報告)
リン(プロフ) - これからも応援してます！ (2014年11月30日 11時) (レス) id: b0a650dc54 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：朔乃 | 作成日時：2014年11月24日 21時
