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道路脇にある花壇の上に降った雪はもう既に薄ら積もりつつある。これからますます韓国の冬は厳しくなるだろう。
『…さよならだね』
行き交う車に煽られて舞い上がる雪の様に、私も何処へ飛ばしてもらえたら…なんて。
油断すると溢れそうになる涙を流さない為に、瞳を固く閉じて車の窓ガラスにもたれかかった。
ーーーーーーーーーーーー
ジウ「A…さん、Aさん」
『あー…ジウちゃん…』
ジウ「そろそろ着きます、起きてくださいね」
『うん…』
懐かしい夢を見た。
あの日はどんどん雪が強く降ってきて、結局大雪警報まで出た。飛行機の運休や鉄道にも影響が出るほどで、午後はずっと家で過ごしていたのを思い出した。
“あの日”から、もう3年経ったのか。
ジウ「Aさんの出番まだ先ですけど、衣装とヘアメイクだけ済ませておくそうです」
『はーい』
ジウちゃんがあの日受けると返事してくれたアメリカの有名ヒーロー映画への出演。それを撮る為にあの後直ぐに韓国を発った。
慣れない外国での暮らしに初めはホームシックになったり、文化や食事の違いからストレスが溜まる事もあったけど…。私基本的には適当人間だから。割と直ぐに色々と諦めて、なるようになるかとこっちでも干物女生活を続けていた。でもそれがかえって変に入っていた肩の力が抜けて気楽に過ごせる様になったり、仕事面でもプラスになった気がする。うん、私そこそこやるな。…なんて自己分析してみたり。
あれよあれよという間に、もう今は3年前撮った映画の続編の撮影が行われていて。1作目と監督も主要キャストもほぼ変わらずアットホームな感じで撮影も順調に進んでいた。
トム「Aって、BTSと仕事した事ある？」
『え…なんで急にBTS』
トム「だって今すごく人気でしょ？」
同じ韓国出身だしって付け加えた共演者のトムは、どうやらこの3年で世界的アーティストになった彼等に興味津々らしい。
『韓国の授賞式とかでなら話した事はあるよ』
トム「僕も会ってみたいなー、ライブとか行きたい」
あのドラマで共演した事は未だに世間には知らされてないから…それを除けば私と彼等の接点は授賞式くらいだろう。
「あれ？確か…今BTSアメリカでツアー中だよね？」
トム「嘘？！行きたい行きたい！」
トムのマネージャーさんが情報を教えてくれて、少しだけドキッとした。
…同じアメリカに居るんだ。
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りさ(プロフ) - yu-さん» 勿論です😊読み返ししてくださってるんですね、ありがたいです😭✨また次の作品の準備してますので気長にお待ちくださいね💜 (2022年6月16日 7時) (
レス) id: e7061fbc4e (このIDを非表示/違反報告)
yu-(プロフ) - 覚えていてくださり嬉しいです🥺♡感謝の気持ちでいっぱいです😊キミエンもヨンタンのお話も大好きです💜こっそり読み返しています🥰バンタンとりささんの新しいステージ、心から応援しています🙏🌷 (2022年6月15日 22時) (レス) id: 4dff4cf25e (このIDを非表示/違反報告)
りさ(プロフ) - yu-さん» yuさんいつもコメありがとうございます☺️無事完結いたしました〜！yuさんのコメから着想を得たので、感謝感謝です。ずっと応援しましょう🌈✨そしてテテの現代劇？期待しましょう😁💜 (2022年6月15日 20時) (レス) id: e7061fbc4e (このIDを非表示/違反報告)
yu-(プロフ) - りささん💓完結おめでとうございます💐本当にテテに演じて頂きたい🥺素敵なお話、あとがきをありがとうございました✨次回も楽しみにしています☺️これからも彼らの健康と幸せを願い、ずっと応援します🌈 (2022年6月15日 15時) (レス) @page37 id: 4dff4cf25e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りさ | 作成日時：2021年10月3日 18時
