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あ…
ヌナも僕を見てる。
それが分かった途端、ぶわっと言い知れぬ
口元が緩むのを抑えられず、それを誤魔化すように舌をペロリと出して下唇を濡らす。アミ達の歓声が沸き起こったけど…凄く遠く感じた。
JM「ヌナの事、見つけたんだね」
TH「…うん。変装なのか眼鏡してたけど、あれは絶対にAヌナ」
バックステージでの曲が終わって、またメインステージに戻る途中でジミンが後ろから抱きついて来て。そのまま耳元でヌナの話を続ける。
JM「ヌナ一人で来たのかなぁ？」
TH「ヌナの隣にマネージャーだったジウさんが居たよ」
JM「ジウさんかぁ、懐かしいね」
自分の事のように喜んでくれるジミンがニコニコするから、つられて僕も微笑んだ。
その後は時々ヌナの様子を本人にはバレないように見つつ、アンコールまでパフォーマンスを続けていた。僕達の曲に合わせてアミボムを振ってくれているヌナの姿を見るたびに愛おしくて仕方がなかった。
…まさかあんな場面を見てしまうとも思わず、アンコール中に大型の乗り物でヌナの居る席へと近づいていく。
今度は目が合って僕を直接見てくれないかな、と期待を込めてヌナを見つめた。
は…？何あれ。
ようやくヌナがこちらを見てくれているのに。
彼女は隣の金髪の男に腕を引かれて耳元で何かを囁かれている。
その光景だけでもザワザワと胸が騒ぎ出したのに…。
相手の男が耳打ちを終えると、ヌナが今まで見た事ないような笑顔をそいつに向けた。
JK「え？！あれAヌナですよね……なんで」
TH「……」
誰だあいつ…なにヌナに触ってんの。
しかもなんかヌナも楽しそうな笑顔を向けちゃってさ…。なんだよ、誰だよホント。
苛立ちが隠せない僕に気づいたのか、ヌナが居ることに驚いていたジョングクが
またグイッと一層ヌナの腕が引っ張られて、金髪男とヌナの距離が縮まった。
もう、無理だった。
これ以上黙って見ていられなかった。
気づいたらそこから階段を跳び降りてアリーナの通路を突き進んでいた。
JK「ヒョン！ダメ、今は！戻って」
ジョングクが上から叫んでいるのが分かったけど、振り向かずにステージ裏に入る。
途中「テヒョン？！」と驚くマネヒョンからスタッフパーカーを剥ぎ取って、関係者席へと続く道をひたすらに走った。
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りさ(プロフ) - yu-さん» 勿論です😊読み返ししてくださってるんですね、ありがたいです😭✨また次の作品の準備してますので気長にお待ちくださいね💜 (2022年6月16日 7時) (
レス) id: e7061fbc4e (このIDを非表示/違反報告)
yu-(プロフ) - 覚えていてくださり嬉しいです🥺♡感謝の気持ちでいっぱいです😊キミエンもヨンタンのお話も大好きです💜こっそり読み返しています🥰バンタンとりささんの新しいステージ、心から応援しています🙏🌷 (2022年6月15日 22時) (レス) id: 4dff4cf25e (このIDを非表示/違反報告)
りさ(プロフ) - yu-さん» yuさんいつもコメありがとうございます☺️無事完結いたしました〜！yuさんのコメから着想を得たので、感謝感謝です。ずっと応援しましょう🌈✨そしてテテの現代劇？期待しましょう😁💜 (2022年6月15日 20時) (レス) id: e7061fbc4e (このIDを非表示/違反報告)
yu-(プロフ) - りささん💓完結おめでとうございます💐本当にテテに演じて頂きたい🥺素敵なお話、あとがきをありがとうございました✨次回も楽しみにしています☺️これからも彼らの健康と幸せを願い、ずっと応援します🌈 (2022年6月15日 15時) (レス) @page37 id: 4dff4cf25e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りさ | 作成日時：2021年10月3日 18時
