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トムの指先を目で辿ると、移動式の大型の乗り物にユンギくんとジミンくんが乗ってこちらに向かってくるのが見えた。
流石にチケットを渡した本人は私の事を見つけた様で、隣に居るユンギくんに耳打ちして教えている。
あ、今ユンギくん「は？」って絶対言ったよ。
ジミンくんがこちらの方を指差してから、ありがとうのジェスチャー。対するユンギくんは不服そうな顔を一瞬したものの、ゆるっとこちらに向かって右手を挙げた。
ユンギくん許してくれたのかな…来ちゃった事。
ボーっとジミンくんとユンギくんの去っていく背中を眺めながら感慨に耽っていると。
トム「ジミン今絶対こっちに、ありがとうってしたよね！」
トムにグイッと腕を引かれて耳元で叫ばれる。
『うん、絶対そうだね』
ライブ音響や歓声に負けない様に私もトムの耳元でそう返事すると…反対の腕をジウちゃんに引かれる。もう2人してアンコールだからって興奮し過ぎ…とやや呆れてジウちゃんを見ると。さっきとは打って変わって厳しい表情…っていうか怯えてる。
『え、ジウちゃんどうし
ジウ「Aさん…あっち」
ジウちゃんが震えながら指差した方に目をやれば。
腕を組んで限界まで口角を下げてこちらをじっと睨み付けるようにしているテヒョンくんと
丸い目を更に真ん丸にしてお口をあんぐりと開けたままのジョングクさん。
わー…イケメン2人とも凄い顔だ。
周りのアミさん達は様子のおかしい2人にザワザワと困惑しているようだった。
トム「A、テヒョン来たよ！ほら」
と、親切心から更にグイッと腕を引っ張ってくるトムにペンじゃないから…と説明しようとした時だった。
JK「ヒョン！ダメ、今は！戻って」
焦るようにして下に向かって叫んでるジョングクさん一人を乗せて、そのままユンギくん達の方へ向かって行った。あれ、テヒョンくんは…。
さっきまでジョングクさんの横に居たはずのテヒョンくんの姿が見当たらなかった。
トム「ちょっとジョングクとテヒョン変な顔してたね」
『う、うん…』
ジウ「明らかにAさんに気づいてましたよね、Vさん…」
『それは、』
それはどうだろうね、という言葉は最後まで口から出る事は無かった。
「…誰、この人」
さっきまで、ジョングクさんの隣で不機嫌そうにしてたのに。
なんで、居るの。
後ろから私の首元にグルッと回った腕と
背中に当たる熱気の伝わってくる身体。
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りさ(プロフ) - yu-さん» 勿論です😊読み返ししてくださってるんですね、ありがたいです😭✨また次の作品の準備してますので気長にお待ちくださいね💜 (2022年6月16日 7時) (
レス) id: e7061fbc4e (このIDを非表示/違反報告)
yu-(プロフ) - 覚えていてくださり嬉しいです🥺♡感謝の気持ちでいっぱいです😊キミエンもヨンタンのお話も大好きです💜こっそり読み返しています🥰バンタンとりささんの新しいステージ、心から応援しています🙏🌷 (2022年6月15日 22時) (レス) id: 4dff4cf25e (このIDを非表示/違反報告)
りさ(プロフ) - yu-さん» yuさんいつもコメありがとうございます☺️無事完結いたしました〜！yuさんのコメから着想を得たので、感謝感謝です。ずっと応援しましょう🌈✨そしてテテの現代劇？期待しましょう😁💜 (2022年6月15日 20時) (レス) id: e7061fbc4e (このIDを非表示/違反報告)
yu-(プロフ) - りささん💓完結おめでとうございます💐本当にテテに演じて頂きたい🥺素敵なお話、あとがきをありがとうございました✨次回も楽しみにしています☺️これからも彼らの健康と幸せを願い、ずっと応援します🌈 (2022年6月15日 15時) (レス) @page37 id: 4dff4cf25e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りさ | 作成日時：2021年10月3日 18時
